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コンサルへの転職は本当に魅力的?人気の理由やデメリット、リスクも解説します

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コンサルティング業界への転職を検討しておられる方に向けて、転職する上で参考となる以下の情報を解説していきます。

  • 転職先としてのコンサル業界の魅力
  • コンサル業界に転職するデメリットとリスク



コンサル業界は人気ですよね。

東大生京大生の就職希望先の人気ランキングでは上位をコンサルが占めたという結果もあるほどです。

 

人気が高いのはいいことですが、コンサル業界に身を置いている者から見て、中には間違ったイメージが混じっているケースがあるなあと感じることもあります。

 

解説
これからコンサル業界へ転職しようかと考えている方に向けて、人気の背景や、間違った認識、リスクなどを解説します。


どうぞご覧ください。

 

 

1.コンサル業界への転職


コンサル業界は、今転職先としても、新卒での入社先としても非常に人気があります。

マッキンゼーボストンコンサルティンググループなどの、純粋な戦略系コンサルは非常に有名です。

 

最近は戦略系にも力を入れているアクセンチュアデロイトトーマツなど、総合系コンサルティングも人気です。

デロイトを含む会計系のコンサルと言えば、PWCKPMGEYですが、こちらも人気です。


シンクタンク寄りの野村総合研究所も、常に人気ランキングに入っている安定の人気企業です。

 


ぼく自身も、このコンサルティング業界に転職者として加わりました。

転職前に思っていたことやイメージしていたことと、期待していたことがあり、そのいくつかは期待通りでしたし、一部は思っていた世界とは違った面がありました

 

 

2.コンサル業界の魅力

 

まず転職先としてのコンサル業界の魅力をお伝えします。

 

2.1知見を活かせる

なんといってもコンサル業界への転職の長所は、「違う業界に転職したのに、前職の知見や経験を活かせる」という部分ではないでしょうか。

 

最初は自分の知見を活かせるようなプロジェクトに入り、徐々に業界や分野を広げていくというスタイルもありです。


やはり転職は不安があります

最初の転職なら、なおさらです。

転職経験者として相談を受ける内容の半分以上は「仕事がついていけなかったらどうしよう...」という不安です。


そんな中で、これまで培った経験やスキルを活かせる仕事であれば、一旦の滑り出しは順調にいくでしょう。

これほど心強いことはないですよね。

 

 

2.2給与がそれなりに高い

クライアントとコンサルティング会社の契約の金額は、コンサル一人あたり、数百万という単価になります。

100万円から始まり、本当に高い純粋な戦略コンサルだと500万円は超えるでしょう。

その中からコンサルタントの給与が支払われるのですから、年収もそれなりに行きます


代表例としてアクセンチュアの現役社員に調査したアクセンチュアの年収と年齢の表を掲載しているので、以下の記事もご参考ください。

 

 

 

今後10年も20年も、この好調が続くかどうかは不明だと思われる方もいるかもしれません。

ただ、当面は業界としては大丈夫かと思います。


近年はグローバル化が進んだり、業種の垣根がなくなったり規制も増えています。

「自動車」とか「銀行」とか「IT」のような垣根がなくなってきているのが最近のトレンドですよね。

 

そうすると、銀行の社内でITに詳しい人を育成することも研修をするのも、ノウハウがなくて難しいですし、そもそも時間がかかります。

規制対応など、瞬間風速的に集中して制度を構築すれば終わり、というものもあります。

 

そういった事柄に対応するために、自社で人を育てるよりは、外部から一時期だけ雇ったらいい、という方が企業としてはコスト的にも合理的だと考えられます。


このような背景で、転職先のコンサルティング会社が注力分野をミスチョイスしなければ、当面は需要のある業界だと考えられます。

 

 

2.3成長の可能性がある

コンサル業界に転職すれば、大きく成長できる可能性があります

優秀な人も多いですし、仕事もそれなりにたくさんあり、クライアントから支払われる単価も高い分、それなりのアウトプットが求められます。

 

ロジカルに物事を考えたり、仮説を立てて検証したり、プレゼンスキル、分析スキル、資料作成スキルなど、多くの貴重な経験を積めます。

 

ただし注意点もあります。

上記で挙げた経験は、別に「コンサルティング業界のみ」で身につけることが出来るスキルではないですよね。

「外回り営業しかやったことありません」という方であれば、新しいスキルが得られるかもしれませんけど、そうでなければ、場合によっては物足りなく感じてしまうケースもあり得ます。

 

コンサルティング業界に入れば、信じられない次元に自分を高めてくれるのではないかと、過度な期待を持っているのは危険かもしれません。

 

ただ、色んなことを求められるので、効率よく自分のスキルをブラッシュアップすることは可能です。

 

 

もう一つ注意点です。

成長できる「可能性」がある、と言っているのは、必ずしもコンサルが「成長できる」とは考えていないからです。


「コンサルは成長スピードが速い」とか「優秀な人が多い」と言われます。

これらは、コンサル業界が自らをブランディングしているだけかもしれません。

どんなコンサルティング会社でも、どんなプロジェクトでも、成長が必ず出来るかどうかは分かりません。

 

さらには、自ら主体的にそういう経験を積もうと思わないと、プロジェクトからも呼んでもらえなくなります。

次第に頭を使わない、めんどくさい手作業だけさせられてしまうリスクもあります。

 


とはいえ、今は人気の業界ですので、変な人、極端にできない人はあまりない印象はあります。

それに加え、転職者も多い業界ですし、そのほとんどがいわゆる「前向きな転職」をしてきた人たちです。

キャリアアップ目的で転職してきた人達という意味です。

 

その意味で、それなりに高い志とやる気を持っていて、それなりに高い能力も有している方がほとんどだと思いますし、そういった人たちと仕事をすることは非常に刺激になりますし、多くの得るものがあります。


配属されるプロジェクト次第にはなりますが、成長を求めて転職したときに、大きく期待外れとなる可能性は低いと考えられます。

 

 

2.4激務すぎない

上記と少し似ている話ですが、「コンサルは激務だ」というのもまた単なるイメージでしょう。


激務の定義は様々ですが、勤務時間に関して言えばぼく自身も、周りにいたコンサル他社も、そこまで遅い時間まで働いていた印象はありません。

 

アクセンチュアに至っては「働き方改革」を進めていて、残業時間がかなり制限されているようです。


確かに、以前はコンサル業界も激務でかなりブラックだった時代もあるようなのですが、だいたいのケースで「自分は忙しい」とほぼ全ての人が思っています。

口コミサイトでも、「激務だった」「忙しかった」などと、業界を問わずそういったコメントが数多く見られます。

 


もちろん、配属されるプロジェクト次第ですので、一概には言えませんが、「効率的でスマートに仕事をこなす」といったような最近の新しい風潮をすぐに取り入れて実践するのが好きな業界です。

「激務」というイメージは、そういう時代でもないので、そこまで気にしなくてもよいかと思います。

 

 

 

3.デメリットやリスク


次に、コンサル業界へ転職する際に、気を付けたいポイントやリスクをご紹介します。

 

3.1意外に同じ仕事だったりする

ぼく自身が感じたことがありますが、転職前の業界の知見を活かせるようなプロジェクトに入ったことがあり、そうすると、意外に前職と似たような仕事だったりします。

 

経験を活かせると言えば表現としてはいいですが、新しいことを学べるかと言えば微妙だ、という見方もあります。

「新しいことがしたい!学びたい!」という意気込みで転職してきた方々にとっては、やや物足りない気持ちになることもあるでしょう。

 

もちろん、立場が違うので、学ぶこともゼロではないんですが、それはどんな仕事でも学びがゼロということはないので、ある意味当たり前です。

 

転職というリスクを取って成長を求めてきたわけですから、コンサル業界の中での会社選びや、入社後のプロジェクト選びは慎重に行ってください。

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3.2単調作業ばかりのケースも

上記のように、前職の経験を活かせるように、と配慮されてアサインされたプロジェクトの場合、前職と同じような仕事をやることになる可能性もあります。


それだけならまだいいですが、検討や計画立案などの肝となる部分はクライアントが自分達でやっていて、コンサルに依頼する分は「ただの単調作業」や「結論ありきの調査」がメインだったりします。

 


そういう仕事をやっていると、「前のほうがやりがいがあったなあ」と感じるシーンもあるでしょう。

ぼく自身も「責任感や危機感の度合いは、やっぱりクライアント側の方が上かもしれない」と何度か感じたことはあります

 

 


また、どこまで行っても、コンサルがやる仕事はクライアントから見れば「外注」なわけです。

 

クライアントの知見が足りず、非常に難しく、困難で高度なお題であるケースもあれば、クライアントが人的リソースの問題でやれないような「ちょっと面倒でやりたくない仕事」だったりすることもあり得ます。

 


コンサル側、特に総合系コンサルであれば、ジャンルを問わずどんな仕事でもフィー次第では受注するので、どんな仕事かは、アサインされてやってみるまでよく分からないというリスクもあります。

 

 

3.3知識がない業界を担当すると困るリスク

前職のキャリアを活かせるプロジェクトにアサインされると、前職と同じような仕事しかできないリスクもあることをご紹介しましたが、

逆もありで、全く経験がないようなプロジェクトにアサインされてしまうこともあります。


成長できると表現すればメリットですが、クライアントからはプロで知見があると見られているので、それなりに苦労もするでしょう。

 

 

プロジェクトのアサインは、適性な能力、経験を見て判断するケースが多いとは思いますが、やはり会社の中での人繰りも大事です。


転職の多い業界なので、プロジェクトから急に人がいなくなることもかなりの頻度で起こりえます

5人のプロジェクトで、1人が来月に退職したいと言い出したとして、それでも5人分のフィーをもらう契約をクライアントとしているので「4人でカバーして頑張ります!」とも言えないんです。

そういう背景があり、「空いたところを埋める」ことを優先されてしまうことが、実際にはそれなりにあると考えられます。

 

 

3.4意外に何も身につかないリスク

ちょっと大きなプロジェクトの運営管理の仕事もあります。

クライアントとしては、非常にお金をかけてやる大きなプロジェクトがあり、
そのクライアントの色んな部署や、複数社のコンサルが参画するような場合があります。

こういうプロジェクトではPMO(Project Management Office)といって、全体のマネジメントをするような仕事があったりします。

 

この「全体をマネジメントをする」という仕事をクライアントから受注したとします。

やることは、進捗管理や部署間のミーティングの調整、作業割、議事録作成などでしょうか。


かなり大変なものもあります。

ただし、実は線表管理だけやっていて、意外に中身は分からずに仕事が出来てしまうケースもあります。


場合によっては、こういったPMO案件ばかりさせられて、「結果的に何も身についていないコンサルタント」という末路もあり得るので、気を付けたいものです。

 

 

3.5コンサル業界以外からの転職は役職が下がる

コンサル業界の給与制度は、いわゆる職務給制度です。

日本企業の典型と言われた年功序列を基本とした制度は「職能給制度」と言います。

コンサルなどの職務給制度は、ポストに値段がついており、かつそのポストに求められるスキルも明確に決まっています。

そのポストにふさわしい能力があり就任できれば、その年収がもらえる仕組みです。

 


この制度の元では、コンサル業界以外から来る人は、ちょっと不利になる面があります(ただし最初だけですが)


仮にいくら前職で役職が高くても、コンサル経験なしだと「管理職のポストの要件に当てはまらず、見合う仕事はまだ出来ないですよね」という判断をされます。

 

よって、いくら自分が30歳で、コンサル社内に他の30歳のマネージャーがいたとしても、まだマネージャーにはなれないんです。


転職時にはおおよそ、前職よりもワンランクくらい役職が下がるイメージを持っておくといいかもしれません

ただ1~2年くらいすれば、コンサル経験を積むことで、普通に昇格できるケースが多いと思います。

 

 

3.6人数が増えすぎた

近年はコンサル業界は人気ですが、案件もありますし、人が足りないので採用を積極的にやっています。

どこの会社もだいたい同じ傾向です。

 

その弊害でもありますが、世の中にコンサルタントが増えすぎました

アクセンチュアは外資系企業ですが、その日本法人は1万人を超えているのです。

 

そんな中で大事なことは、コンサルタントの中でも、ひときわ違った経験をして、独自性が多少あるキャリアを歩む必要がありそうです。

 

大規模プロジェクトで、みんながやっているような案件に携わるのも、ビックプロジェクトは気分もいいですし、やりがいもあります。

しかし、そういったプロジェクトは他社も手掛けていたりするし、携わっているコンサルタントの数が多すぎて、希少性なしです。

 

コンサル業界は、コンサル間の転職を何社か繰り返す人も多いです。

 

しかし、よくあるプロジェクトばかりやると

おお、それ詳しいんだね、うちにもそのプロジェクトあるから、即戦力だ」と見てもらえるか

その分野の経験がメインなんだね、今その分野はうちも人たくさん抱えているから困っていないんだよね

となってしまうか。

このどちらかです。

 


次のキャリアを考えていく際に、希少性がないと、でかくなったコンサル業界の中で、身動きが取れなくなってしまうリスクがあります。

 

確実に成長と希少性を考えていかないと、大量コンサルタントの中の一人としか見られなくなり、埋没していくでしょう。

 

 

4.コンサル業界へいくなら

 

コンサル業界に興味があるのでしたら、業界や仕事のイメージを掴むことと、面接対策は必須です。

 

以下に「アクセンチュアを受けるとすれば」という前提で、読むべき本を厳選して紹介していますので、ご覧ください。

 

 

コンサルのような業界は特殊ですし、詳しい人に聞くのが一番です。

転職の可能性も含めて聞くなら、JACリクルートメントというエージェントに登録して、電話でいいので話を聞いて下さい。


ぼく自信が使った会社ですが、担当者は「元コンサル」や「元外銀」なんて人がそこそこいるエージェントでした。

言ってることや、教えてくれる情報に真実味があります。

 

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今回はコンサル業界への転職についての"裏と表"のような感じでご紹介しました。

 

ご参考頂ければ幸いです。


おわり

 

 

 

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