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転職なんて一切考えてはいないけど、漠然と将来に不安がないわけではない人へ

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ビジネスマン

今の会社は100点満点というわけじゃないけど、そこまで不満もないし、別に転職なんて考えているわけじゃない。

とは言うものの、漠然とこのままでいいのかよく分からないし、不安が一切ないとも言えない


多くのビジネスマンの心境は、ほぼこれに当てはまるのではないかと思っています。


自分の会社が間もなく潰れるなんていう緊迫した状況の方は、決して多くはないでしょう。

加えて、特に大企業にお勤めの方は「大企業も安泰ではない時代になった言われるけど、そうは言ってもね」という気持ちだと思います。


しかし、将来30年、40年を考えた時に「今の道が本当にベストか」ということに、ちょっとした疑問や不安を感じる方は多いようです。

近年は転職者も増えましたし、自分のキャリアや働き方についてどうしても意識してしまいますよね。

 

 

本記事では、「転職は考えていないけど、将来への漠然とした不安感を何とかしたい」という方に、その方法をご提案します。


どうぞご覧ください。

 

 

1.心配のタネ


「何となく心配だ」と感じられているケースが多いかと思いますが、一体何に不安を感じるものなのでしょうか


将来的に何が不安で、何が起こる可能性があるかを一度整理したいと思います。

漠然とした不安は、起こりそうなことを纏めるだけで、随分解消されます。

 

 

1.1倒産はあり得るか

 

近年はシャープや東芝の事例もありますし、過去を見ればリーマンブラザーズや山一證券の倒産など大企業であっても経営が傾く事例は多く見られます。

こういう事象を取り上げて「大企業だからって安泰ではないんだよ」という声も多いですよね。

 

そもそも大企業の倒産ってどのくらいあることなのでしょうか

これを確認するには、PDを見てみればいいです。


PDとは、Probability of Defaultの略で、デフォルト=倒産の確率です。

 


米格付け会社であるS&Pが、1年のPDを出しています。

上場会社であれば、S&Pが格付を付与しているはずです。

例えばソニーであればBBB+です。


BBB+は近年はずっとゼロなので、デフォルトしていないです。

 

最悪だったリーマンショックあたりの2008年は0.42%です。

これはBBB+だった会社が1年以内に倒産したのは、1万社中42社だったということです、全世界で。

リーマン期でこの確率なので、そのスケールの経済危機が到来しても、自分の会社が倒産してしまう確率はあまり高くないのではないか、と思えます。

 


その他、トヨタ自動車はAA-、野村ホールディングス、三菱UFJはA-、といった具合です。


リーマンショック期はややデフォルトが見られますけど、グローバル全体の数字ですし、近年はBBBクラスまでは、ほとんどデフォルトは発生していません。

 

もちろんこれは「1年以内に倒産する確率」ですので、この先10年20年というレンジを考慮すれば、もう少し上がります。


しかし、全世界でもそのくらいの件数ですので、必要以上に「倒産するのではないか...」と心配しすぎる必要はないかと考えられます

 

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1.2リストラや給与カットはあり得るか


リストラや給与カットの可能性を考えてみましょう。


まずリストラですが、「解雇」という意味でのリストラは、日本の会社ではなかなか難しいと考えられます。

労働基準法で確りと決められた解雇の要件は、かなり厳しいものです。

 

これは日本国内にある外資系企業も同じです。

外資系企業は、解雇というよりは「強烈な肩たたき」で自主退職を促しているんです。

「クビ」「解雇」がどのくらいハードルが高いのかについての詳細は、以下の記事をご覧ください。(外資を引き合いに出していますが、日本でのクビの難しさを解説していますので、日系企業でも同じです)

外資系企業はなぜ日本で従業員をクビにできるのか?労働基準法は?


とにかく、日本でリストラ=解雇は、そう簡単ではないということです(少なくとも今の法律では)。

 

 


それでは、給与カットの可能性について考えてみます。

実は給与の削減は、かなり現実感のあることです。

 

ボーナス部分は会社の業績によっても変動するので、この部分のカットは当然にあり得るでしょう。

基本給の部分についても、近年のコストカットトレンドの高まりで、多くの会社で人件費のカットが進められています。


日本の賃金制度は「職能給」といって、年齢や在籍年数が上がれば、年収も上がっていく仕組みですよね。

 

一方で海外は「職務給制度」といって、ポジションに対して値段がついています。

その人のスキルや経験、能力に応じて、ふさわしいと考えられるポジションにアサインされ、そのポジションについた値段の賃金をもらう仕組みです。

 

前者の「職能給制度」は、まさに日本の終身雇用を支えてきていましたが、ここにきて、トヨタ社長や経団連も「終身雇用の維持は厳しい」と発言していますし、金融機関を中心にすでに「職務給制度」を取り入れている企業が出てきています

 

 

この海外スタイルである「職務給制度」の取り入れにより、ぼく達の給与が上がりにくくなることがあり得ます

高い値段のついているポストに配属される基準を厳格化することで、企業側は高い賃金を次第に払わなくなっていくでしょう。


給与テーブル自体を下げるわけにはいかない企業としては、簡単に言えば昇格率や高給ポストを制限することで、トータル人件費を下げる動きをします。


しかし、いきなり大幅に年収が落ちるわけではないですし、職が急になくなるわけでもありません。

 

 

1.3出向と転籍はあり得るか

 

企業が人件費を下げる方法として、もう一つは、関連会社などに出向させ、そのまま転籍させることです。

「片道切符」というやつですね。


この方法は、大企業でも次第に増やしていく方向と聞いたことがあります。

クビや解雇ではないですし、企業側からすれば極めてクリーンな方法です。

 

このケースでは、従前の給与より大きく下がるケースが多いでしょう。

しかし、職が急になくなるわけではありませんので、普通の生活を続けていくことは不可能ではありません。

 

 

1.4病気やケガ、心身の疲弊はあり得るか


病気やケガも起こりえます。本当に体が動かなくなり働けなくなった時は収入が途絶えます。

保険に加入して何とかするしかありませんね。

 

 

精神的な疲弊は、色んなケースが考えられます。

  • 急に厳しい上司のチームに配属された
  • やりがいのない仕事に耐えられなくなってきた
  • 残業がかさみ、年齢とともに体がついていかなくなってきた
  • 離婚
  • 両親の介護

 

生きていれば色んなイベントが起こります。

職場での人間関係や、疲労、それからプライベートまで、自分の心身が削られてしまうようなイベントが発生する可能性は常にあります。

 

 

 

2.不安を解消するには


上記のように、倒産やリストラはすぐにはなさそうです。

大企業の倒産は確率が低いですし、リストラは法的にはまだまだハードルが高いですね。


ところが「給与カット」や昇格が出来ないリスク出向・転籍によって、生涯賃金が思っている以上に少なくなることはあり得ます

病気やケガ、人間関係や仕事のやりがいなどで、環境や気持ちや環境が変わることも相応にあり得そうです。

 

 

起こりうることと、なさそうな事が分かりました。

あとはそのリスクに耐えられそうなのでそのまま生活するか、またはリスクヘッジをしておくかの選択となります。

 

 


簡単なリスクヘッジはしておくに越したことはないと思っていますので、その方法を記載します。


何も転職を考える必要はありません。

ただ「いざというときに何とかなる!」という状態にしておけば不安の大部分は払拭されます

いざという時とは、万が一リストラに合うとか、給与が全然増えなくて「会社変わりたい!」と思った時です。

もしかしたら、人間関係が嫌すぎて、会社を変わりたいと思うかもしれません。

 

 

何を学んでおけば、世の中から引き合いが強くなりそうか、仮に急に「転職するしかない!」と思った時にニーズが高そうな資格はどれなのかを調べておくことが必要です


とはいえ、企業に聞いて回るわけにもいかないので、情報収集ツールとしてビズリーチを活用するんです。

リクナビNEXTでも問題ありません。

 


こういうサイトには

○○資格保持者は歓迎

みたいに募集要件が書いてあります。

 

CFA持っていれば、外資系金融へも行きやすいんだあ

なんてことが分かれば、実際に受かるかは別として、資格の強さが分かりますし、そういう資格取得を今後考えてもいいかもしれません。

 


経営企画部署経験者歓迎」と言ったように、資格でない経験ベースで大丈夫な要件もあります。

こういう情報から「次の異動のタイミングで希望してみよう」といったように、会社に留まるとしても「いざという時に潰しがきく」部署にいくことで将来にわたるリスクヘッジが十分に可能となります。

 

要するに、ビズリーチを転職に使うのではなく、情報収集ツールとして活用するワザですね。

 


ビズリーチは有料会員にならなくても情報収集できますから、無料でフルフルまで活用しましょう。

リクナビNEXTも無料です。

ビズリーチを見る リクナビNEXTを見る

 

ビズリーチの無料での使い方や、効率的な活用方法は以下の記事をご覧ください。

また、今いる会社にバレないような設定方法なども掲載しています。

 

 

個人的にはキャリアカーバーという、リクルート系列のハイキャリア専門サイトが案件が良く、見やすいです。

こちらも、何をしても無料です。

キャリアカーバー(CAREERCARVER)を見る

 

正直、ニュースサイトのゴシップ記事で芸能人の不倫ネタを読むくらいならこういう情報にアンテナを張っているほうが100倍有益だと思います。


無益な情報ばかりに時間を使って、情報弱者に陥らないようにしたいですね。

 

 

 

4.まとめ


漠然と将来への不安があるのは当たり前ですし、きっと多くの方がそうでしょう。

将来不安が一切ないビジネスマンがいるとすれば、どんな人か気になります。

 

不安があれば、「起こるリスクはこれとこれだ」という感じで、起こりそうな事と、そうでない事を整理すれば、それだけで気持ちは軽くなります。

 


その上で、さらに万が一の事態に備えて情報を得ておけばリスクヘッジになりますし、ヘッジしているという事実が、自分を安心させてくれます


情報だけでも積極的に収集することが大事です。

 

 

おわり

 

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