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アクセンチュアの残業時間の実態と「働き方改革」

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今回はアクセンチュアの方に、残業の実態についてヒアリングしました。

インタビューし調査した内容を纏めています。

 

アクセンチュアは外資系企業ですし、ブラックで激務なイメージがある一方で、「働き方改革」を進めていることでも有名です。

 

一体、どちらの顔がホンモノなのでしょうか。

 

 

アクセンチュアへの転職を考えておられる方は、是非参考にして頂ければと思います。

どうぞご覧ください。

 

 

1.アクセンチュアの残業時間

 

アクセンチュアのHPによれば、「働き方改革」を推進した結果、「1日につき1時間以下」まで残業時間が減ったと公表されています。

プロジェクトプライド


「1日につき1時間以下」としたら、一か月で20時間いかないくらいだということになります。

かなり少ないと感じた方が多いのではないでしょうか。

 


他のサイトでは平均は約41時間と書かれているような記事も見つかります。


40時間でも「そんなに多くないね」と感じられた方が多いかもしれません。

1日2時間くらいなので、定時が18時だとすれば、20時には退社できていることになります。

決して極端に長すぎはしないでしょう。

 

 

公表の数字はそうだとしても、問題はこれが真実かどうかですよね。

 

アクセンチュアは、外資系のコンサルティング会社です。

外資系で、コンサルと言えば、もう激務のイメージしかないですよね。

 


本当にアクセンチュアの社員はこのような働き方をしているのでしょうか。

激務でブラックだったアクセンチュアは「働き方改革」を進めているようですが、本当に成果が上がっていて、このような残業時間になっているのでしょうか。


以下実態をヒアリングしましたので、ご覧ください。

 

 

2.実態の残業時間


月の残業時間は、20時間や40時間ではなく、実はもう少し多いようです。


アクセンチュアの場合、マネージャー以上か、未満かによって実態は少し違います


マネージャーの一個下のクラスであるシニアコンサルタント以下のポジションの人は、おそらく皆40時間~50時間付近の残業量でしょう。

ただしプロジェクトによっては、20時間くらいでいけたり、「多分60時間くらいいってるわ...」という人もいるかもしれません。

 


一方でマネージャー以上は、全員かなり働いています

働き方改革は進められていても、仕事が減っているわけではなく、急に仕事が速くなったり、生産性が上がるわけでもありません。

 

それにもかかわらず、シニアコンサルタント以下を早く退社させている分、そのしわ寄せがマネージャー以上にいきます。

よって常駐先であるクライアントのオフィスにマネージャーやシニアマネージャーだけが一人残って資料を作ったり、家に持ち帰ったPCで夜中まで作業したりといったことで乗り切っている状況です。


アクセンチュアの社員によれば「マネージャー以上はおおよそ50~80時間くらいなのでは」とのことでした。

特にマネージャーは、出席しなければならない社内会議も多いため、負担は多いようです。

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3.なぜ公表の時間は少ないのか

 

では、なぜ実態の残業時間よりも少なく公表されているのかを少し触れさせて頂きます。


そもそもアクセンチュアは、クライアント先に常駐している人が多く、かつPCを持っているので、自宅でも作業は出来ます。


よって、普通の会社みたいに「一斉に消灯」とか「オフィスみんなで早帰り」のような仕組み自体が難しいです。


またIDカードをかざしてゲートに入ったり出たり、またはタイムカードを切れば電子データとして記録に残ります。

しかし、これも日ごろ仕事をしているのが自社ではなく他社のオフィスなので、アクセンチュア本社が勤務時間を集計するのが難しいようです。


よって、残業時間はアクセンチュア社内システムへの、コンサルタント自身による自己申告が前提なのです。

 

これは、コンサルであれば概ね同じ仕組みでしょう。

 

そして、以下の制約や事情で、自己申告する時間が、実態よりも少なくなっていると考えられます。

 

 

3.1 社内ルール

まず大前提として、アクセンチュアは働き方改革を進めている最中なのです。

これにより、社内的には「残業は45時間未満で抑えろ」というルールになっています。


よって、社員は仮に実際もっと働いていたとしても、空気を読んで40時間くらいを「自己申告」しているといった状況です。

 

 

3.2 残業代が出るかどうか

マネージャーの一個下の、シニアコンサルタント以下の場合、残業時間に応じて残業代がつくんです。


一方でマネージャー以上は残業代はつきません。


よって、シニアコンサルタント以下は、働いた分を上限に、出来るだけ多めの45時間すれすれの申告を狙います。


一方、マネージャーは超過勤務の時間を多めに申告するインセンティブが全くないので、実働に比べ、はるかに少ない時間を申告します。

 

 

3.3 手続きが面倒

「残業は45時間未満で抑えろ」というルールは厳格に運用されており、これを超過して申請しようとすれば、手続き的に非常に面倒になります。


かなり上のクラスの上司まで申請を上げる必要がありますし、その労力を惜しまずに申請をして、承認をたまたま受けられたとしても、


翌月から減らすように強力な圧力やモニタリングが実施されます。

残業時間を減らすため、どうやって回していくのか、何故生産性が低いのかを考え、その改善に動かばなりません。

そうまでして、45時間を超えた残業を申請するのは割に合わないのでしょう。

 

 

3.4 「残業はカッコ悪い」という雰囲気


一番重要なのですが、残業時間が長いことは、「イケてない」という風潮は高まっていると感じます。

 

マネージャー以上は特にそうでしょう。

部下の勤務時間が長いとか、チームが業務がパンパンで回っていないなんていう事態は、チームのマネジメントを任されている立場として、非常にイケていない印象を与えてしまいます。

 

ともすれば「プロジェクト、炎上してんの?」なんていうイメージを持たれてしまいます。

コンサルタントとしては社内評価的にそういう印象は絶対に避けたいものです。


よってどちらかと言えば、マネージャー以上は実態よりもはるかに少ない量の時間外を申告する傾向があります。


こういったマネージャーの少ない申告が、全体の残業時間の平均値をかなり押し下げていると考えられます。

 

 

 

4.ヒアリングをしてみて


ぼく自身も様々な職場を経験しました。


マネジメント職にあたる方は、だいたい残業代が出ないような仕組みになっており、そうでない人は残業代が付きます。


若手の頃は、基本給も低いため、稼ごうと思って一生懸命残業する人が多いです。

ムダに残っているなあと感じる若手は、どこの職場でもそれなりにいます。

 

一方でマネジメント職以上は、結構忙しそうに働いていたとしても、時間外手当がないので、申請している時間は、かなり少ない数字になっているケースが多かった印象です。

これは、結構空気を読んでそうしているケースがほとんどですが。

 


どこの会社でも最近は「残業は〇〇時間以上は絶対禁止」みたいなボーダーを設定しており、ボーダーを設定されれば、まあよっぽどのことがない限り、それ以下しか社内申請しないだけです。


そういう意味で、外資であってもコンサルであっても、普通の日系企業とあまり変わらないのかなあと思います。

 

 

ただ、アクセンチュアが違う点は、「残業を少なくすること」は空気を読んでいるだけではなく、本当に「残業しなければならないのは、恥ずかしいこと」という意識は浸透しているように感じられました。

 

「働き方改革」として、このような意識の変化は非常に良いことではないでしょうか。

 

現在はまだ実態の残業時間は多いものの、「カッコ悪い」という意識で次第に作業スピードや生産性が追い付いてくる可能性があるからです。

 

 

 

5.アクセンチュアで働く

 

40時間や50時間程度であれば、他の企業でもそのくらいの残業量はあるのではないでしょうか。

コンサルや外資系と言っても、実態でもそこまでブラックというほどの労働時間ではなく、特別きつくも、緩くもないという印象だと思います。


もし「40時間くらいなら俺も大丈夫そうだ」と思われた方は、アクセンチュアに入って働いてみることを考えてみてもよいかもしれません。


もちろん、働くということは労働時間だけの問題ではないですが、アクセンチュアは世界最大級のコンサルティング会社ですので、日本国内でもあらゆる業界にクライアントを持っています。

 

よって、おそらく多くの方が、アクセンチュアのどこかの部門で活躍できる可能性が高いんです。

▶︎アクセンチュアの話を聞いてみたいと思ったら

 

 

是非情報を集めて頂ければと思います。

外資だからといって破天荒な働き方をする時代は、一昔前の話でしょう。

 

 

 

6.まとめ

 

いかがでしたか。

今回はアクセンチュアの社員の方に、労働時間・残業時間の実態についてヒアリングし、その結果を纏めました。


マネージャークラス以上であれば、公表されている残業時間よりは長いですが、シニアコンサルタントクラス以下であれば、概ね40時間くらいの公表数字と近いものと考えられます。

 

極端に多くも少なくもない数字だと思いますので、アクセンチュアへの転職を考えておられる方は、是非参考にして頂ければと思います。

 

 

おわり

 

 

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