転職のノウハウ

転職を考えていても気が進まないのは当たり前!転職は無謀ですべきではないのか?

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本記事では、転職はすべきなのか、それとも転職は無謀なのかについて、確率やリスクから考えてみます。


お悩みビジネスマン

転職はどうなるか分からないし、失敗するかもしれない。

頭の片隅にはあるんですけど、具体的に動く気がしないんですよね...

 

これは実は人間の心理として当然です。

 

それは、人間には損失回避傾向があるからです。

人は無意識に、得することよりも損しないことを選択します。

 

質問

A. コインを投げて表が出たら10万円ゲットできる。
B. コインを投げて裏が出たら5万円支払う。

このチャレンジに、あなたは参加しますか?

この問いかけに対して、あなたは参加しますか?

 

得する確率のほうが高いです。

ところが、大多数の人が参加しないらしいのです。

 

みんな損するのが一番イヤで、チャレンジするくらいなら何もしないほうがいい、というのが一般的な傾向です。

転職に躊躇する人が大多数であることも、それが表れています。

 

 

しかし、上のチャレンジの期待値(損得の平均値)はプラスですよね。

得する確率の方が高いんです。


いかに人間が、数字ではなく、感情で判断しているのかが分かります

 

 

その点、転職という人生のチャレンジにおいては、どうでしょうか。

実は、得する確率のほうが高かったとしたら...

イメージや感情だけで、合理的な選択が出来ていないとしたら...

 


本記事では、転職はチャレンジするに値するのか、についてちょっと数学的なテイストも交えて考えていきます。

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.損失回避傾向


冒頭で、人間は損失回避傾向があるとご紹介しました。

確率的には「勝つ」のに、損をしたくない恐怖心から行動を控える人が大半です。

 

転職になぞらえると、

質問

今あなたは70点の生活をしています。

転職すれば

  • 1/2の確率で100点の生活が出来る。
  • 1/2の確率で50点の生活になってしまう。

転職にチャレンジしますか?

 

 

このチャレンジに対しては、

50点になるのは嫌だし、70点で良くない?

というのが「損失回避傾向」のある普通の人の取る行動でしょう。

 


よって「転職しない」というのが、多くの人の回答となると考えられます。

 

 

2.人生のチャレンジ

 

普通の人はチャレンジしない選択をしますが、世の偉大な人たちは常にチャレンジしてきた人生だと言われていますよね。


「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」 岡本太郎

「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」イチロー
「安全にやろうと思うのは、一番危険な落とし穴なんだ」 スティーブ・ジョブズ

 


こんな名言が残っていますし、「世の中の成功者たちは常にチャレンジしてきたんだなあ、すごいなあ」

と思いますよね。

 

ビジネスマン

でもこれって、さっきの選択で、100点のほうに行った側の人の意見を聞いてるからでしょ。

50点に行ってしまった場合の声を聞いたら、悲惨な人生だったに違いない。


と思われる方も多いでしょう。


チャレンジの話って、結局成功した人からしか聞かないし、情報が偏っています。

それは確かだと思います。

 

では結局、物事はチャレンジを控えていたほうが、損失は少ないのでしょうか。


実は、チャレンジを一回しかしないからダメなんです。

成功の秘訣は、おそらく「何度もチャレンジすること」です。

 

 

 

3.母数を増やす効果


チャレンジを一回ではなく、何度もやるべき

この意味をご説明します。



質問

A. コインを投げて表が出たら10万円ゲットできる。
B. コインを投げて裏が出たら5万円支払う。


このチャレンジに参加するとします。

 

一回コインを投げると、表が出るかもしれないし、裏が出るかもしれない。

これは完全に半々ですし、投げてみないと分かりませんよね。

「裏が出れば5万円なくなる...」

ちょっと怖いです。

 


しかし、これを複数回チャレンジしてみるんです。


例えば、10回投げてみましょう。

すると、5回表が出て、5回裏が出るくらいになりそうじゃないですか??


運がめちゃくちゃ悪くて、「表が3回しかでなくて7回も裏が出た...」

ということが稀にあるかもしれません。

 

 

でも、これを100回投げるとだいたいの人が、半分くらいの、45回とか50回とか、55回くらい表が出ると考えられます。

 


要するに、チャレンジの回数を増やせば増やすほど、実際に起こることが、
理論上の確率に近づいていく
んですね。

 


しかも、なんとこのチャレンジは、100回コインを投げたら、34回以上の表が出れば、金額はプラスなんです。


100回コイン投げて、34回くらいなら、表出そうですよね。

そうすると、このチャレンジ、勝てそうな気がしませんか?

 

勝てる見込み自体は変わっていないのに、回数を増やせば増やすほど、実際に勝てそうな実感も高まってくるのではないでしょうか。

 


これが、チャレンジは一回でなく、複数回続けることが大事だと思う理由です。

 

 

4.無謀なチャレンジは避ける

 

質問

今あなたは70点の生活をしています。

転職すれば

  • 1/2の確率で100点の生活が出来る。
  • 1/2の確率で50点の生活になってしまう。

転職にチャレンジしますか?

という先ほどの質問がありましたね。

 

 

チャレンジすれば、ある人は転職に失敗して50点の生活、別のある人は転職がうまくいって、100点の生活を送れます。

 

転職自体は、そう何度も何度も、繰り返すことは難しいです。

でも、人生全般において、転職を含めた大小のチャレンジを繰り返していくことが大事だと思うのです。

 


ただし、チャレンジの中に無謀なものが入っていないのが前提です。

10%の確率で100万円ゲット!
90%の確率で30万円の損失!

というチャレンジは、期待値的に見ても、ちょっと割のいいチャレンジではありません。


チャレンジの質や、その期待値を見極めることが大事です。


無謀なことをたくさんやればやるほど、確実に損失が決定的になっていきます。

 


では、転職のチャレンジは、どうなのでしょうか。

無謀なのでしょうか。


転職というチャレンジは、挑戦するに値するのかどうかについて、次節で考えます。

 

 

5.転職は無謀か

 

転職が割のいいチャレンジなのか。

「質のいいチャレンジ」なのかどうかを考えてみたいと思います。

 

先ほどの質問

質問

今あなたは70点の生活をしています。

転職すれば

  • 1/2の確率で100点の生活が出来る。
  • 1/2の確率で50点の生活になってしまう。

転職にチャレンジしますか?


転職すれば「今の70点が、1/2の確率で100点の生活、1/2の確率で50点」

が実態を表しているかどうかですね。

 

 

これを考えるには、転職のリスクを評価してみることが必要です。

 

転職のリスクは

  1. 年収
  2. 仕事の内容
  3. ワークライフバランス
  4. 人間関係


であり、「転職が失敗した!」とは、上記のどれかが自分が思っていたレベルより悪化した場合だと考えられます。(と定義してみましょう)

 

これら4つは、「自分が思っていたより悪かった」という状態にならないように、ある程度リスクヘッジすることが可能なものがあります。

 

 


年収については、転職時の交渉でほぼ明確に分かります。

「思っていたより給料少ない!」ということはないですし、提示額が少なければ、行かなければいいだけの話です。


また、以下の記事では、転職した人は、多くの人が年収が上がっていることをデータとして示し解説した記事です。


「みんな転職して給料上がってるの?」に対する答え

 

特に30代は、転職して大きく年収が上がるケースが多いようでした。

 

 


「仕事の内容」は、

思っていた業務じゃなかった
聞いていた業務とは違った
やりがいがない
スキルを活かせない


転職前に思い描いていたイメージや希望とのミスマッチですね。

これはあり得ます。

企業側も、面接のときにはいいことしか言わないですしね。

 

ただ、リスクを下げることはできます。

情報は探せばいくらでもありますから、ネットの口コミや実際の社員や同業の友人など、生の声を聞いてみることでリスクヘッジが可能です。


また転職エージェントからは、できれば複数社と交流を持ち、情報をかき集めましょう。

 

 

ワークライフバランスについても、情報を集めることでかなりリスクヘッジできます。

特に最近は「ワークライフバランス」に注目して転職する人が多いので、転職エージェントも、このあたりの情報は持っています。

 

「予想以上に仕事が激務だ」というケースもあるでしょうけど、金融機関や大手商社、外資系企業などは、すでに厳しい環境にいたでしょうから、結構楽になるケースが多いようですよ。

 

ちなみに、誰でも「自分は忙しい」と思っています。

よって人から直接聞いたり、口コミサイトを見るとだいたい「激務」とか忙しいとか書いていますので、要注意です。

 

でも実際はそうでもないと思います。

例えばコンサルは忙しいとか言われていますが、ぼくは金融機関時代のほうが忙しかったです。

 


厳しいか厳しくないかは個人の感じ方によっても違うので、「残業時間は平均何時間か」など具体的な数字で情報を集めるべきでしょう。

 

 

最後の人間関係が合わないリスクです。

これは、正直なかなかリスクヘッジできませんね。


会社のカラーとかもあるかと思いますけど、実際色んな人がいます。

合う合わないは、人それぞれです。

優しい人が二人いても、一方とは話や趣味も合うけど、一方とは会話が続かない、など。


人間関係ばかりは、入ってみないと分かりません。(もちろん創業直後のベンチャーとかであれば、入る前に人柄を掴むことは可能ですが)

 

 


まとめると、転職は

・年収
・仕事の内容
・ワークライフバランス
・人間関係

などのリスクがあります。

これらのリスクは、転職エージェントや口コミなどで情報を集めることで、リスクヘッジできることもあれば、リスクとして残り、「入ってみないと分からない」というものもあります。


リスクをゼロにすることは不可能ですが、抑えることは出来るということですね。

 


転職が無謀なのか、質のいいチャレンジなのか、という問いに対しては、

 

解説
情報を集めることで、リスクを少なく出来るので、会社をよく見極めることで、その転職が「質のいいチャレンジ」になり得る

ということでしょう。

 

 

 

6.多くの「良質なチャレンジ」をすること

 

ご紹介したように、チャレンジは一回ではなく、複数回続けることが大事ですし、その方がお得です。

 

「無難に無難に...」という生活に比べ、「何度もチャレンジする」ことで、中長期のトータルでは勝ちます。

 

転職に限らなくてもいいです。

資格のために10万20万払って頑張るとか、MBAの取得を目指すとか。

 

チャレンジはたくさん考えられます。


しかし、無謀なチャレンジに何度もトライしていると、どんどんと損失が広がっていくだけです。

 

 

よって、チャレンジの質を見極めることが重要です。

最近は情報を集める手段は多いので、リスクは下げることは可能です。


転職に関しては、質のいいチャレンジにするためには、まず情報です。

知人から聞いたり、口コミや転職サイト、転職エージェントを使いましょう。


調べてみれば、勝てるチャレンジって結構転がっているかもしれません。

質問

A. コイントスで表が出たら3万円もらえる。
B. コイントスで裏が出たら2万円支払う。
このコイントスゲームに、あなたは参加しますか?

 

このチャレンジに、多くの人が挑戦しないわけですからね。

多くの人が感情や表面的な印象で避けてしまっているようなチャンスが、実は結構転がっているのかもしれませんよね。

 

感情を落として冷静に探し、見つけたチャレンジに一つ一つ挑戦していけば
「人生の難易度」は大きく変わるんだろうなあ
と思います。

 

ぼく自身はまだ人生の成功者でも何でもないので、イチローが書けばもっと説得力が出たかもしれませんね。。。

 


ぼくは転職を経験していて、それについては自分として大きなチャレンジだったなあと思っていますけど、その他でも挑戦していけるように頑張りたいものですね。

 


おわり

 

 

 

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