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メガバンクRMが転職出来る業界、企業の一覧

更新日:

メガバンクRMの転職先として、考えうる業界・企業を抽出しました。

RMとはメガバンクの総合職がアサインされる法人営業のことで、「Relationship Management」の略です。


お悩みビジネスマン
「メガバンクでRMをやっているんですが、いい転職先はありますか?」
「RMはどういう業界に転職している人が多いんですか?」

と全国のRMが転職を意識し、調べ始めています。


手っ取り早いのは転職エージェントに確認するのがいいですけど、本記事でも、RMの転職先について考えうる業界・企業をご紹介します。

 


メガバンクのキャリアは、なかなか経験出来るものではないです。

その貴重なキャリアを十分に活かし、更なる活躍が出来る世界が必ずあります。


10,000字を超えた記事で非常に長いですが、極力網羅するように書きましたので、どうぞご覧ください。

 

 

1.戦略系・総合系・会計系コンサル


コンサルティング業界は、どのファームも人が足りず、まだまだ拡大傾向は続いています。

しかし、一時期に比べて採用の基準を厳格化しているファームもあるので、興味ある方はスピード感を持った情報収集をおススメします。

 

 

コンサル業界は、戦略系と言われるマッキンゼー総合系のアクセンチュア会計系のデロイトなど、関与するプロジェクトの範囲によって、様々に分かれます。

 

戦略系ファームでは、業界問わず、中長期目線での成長戦略、企業グループ経営戦略、M&A戦略など、企業全体の経営課題を解決するための戦略策定支援を中心に取り組んでいます。

 

それから、人事戦略、マーケティング戦略、新規事業の立案、新製品や新サービスの投入や開発の戦略などといった企業固有の事業や各機能別の課題まで
数多くのプロジェクトが対象となってきます。

 

 

総合系ファームでは、あらゆる業種軸のクライアントに対して、上流から下流までサービスを提供します。

具体的には企業・事業戦略立案、IT戦略立案、システム化構想策定といったものが上流領域

システムインテグレーション(のPMO)やその後のシステムアウトソーシング、さらにはビジネス(業務)自体のアウトソーシングなどが中下流領域と言われます。

 


会計系は、大きくは総合系ファームと違いはありませんが、より金融分野や、リスク管理、財務、監査などといった分野のコンサルティングに強い印象があります。

 

 

ただしこういう区分けは、次第に垣根が消えてきています。

実際に、多くのコンサルが業容拡大のために、他領域に手を伸ばしつつあります。

例えばボスコンが総合系の分野に手を伸ばし、アクセンチュアも戦略部門があり、そこでの受注を強化しています。

 

 

戦略系は、プロジェクトの期間も2~3か月くらいで、息もつけない激しい期間が続き、それが終わればまた別のプロジェクトへ、という生活です。

一方で、総合系は、1年とか2年とか、息の長いプロジェクトが多いため、そこまで毎日激務ではないです。

ライフプランに合わせて会社を選択するとよいかもしれません。

 


コンサルティング業界は、様々なプロジェクトに携わり、バラエティに富んだ経験が出来ます。

しかし下手をすれば3年経ったときに特に専門性が身についておらず、「なにが強みの人か分からない」という状態になっている恐れもあるので、注意です。

 


メガバンク出身の方は、RMであれば、これまで担当した業界経験をもとにした独特の業務プロセスや商慣習などの知見を活かせることから、 様々な業界を担当することになる戦略系ファームで知見を活かせます。

 

過去に本部で経営企画などや業界調査などに携わった経験があれば非常に強く、面接に呼ばれる可能性はグッと高まります。

マッキンゼーなどのは分かりませんが、アクセンチュアであれば経営企画経験者は、まず面接には呼ばれます。

 

 

総合系ファームでは、多くはクライアントの業界毎に採用が区切られています。

よって、メガバンク出身であれば、コンサルの金融(銀行・証券・保険)部門や、財務・会計部門などで採用されます。


戦略系でも、総合系や会計系でも、過去にメガバンク本部で専門的な経験を積まれた方のほうが合格率が高いのは事実です。

しかし本部経験のないRMが転職に成功するケースもあります。

知人の30歳の女性は、なんとメガバンクの地方一般職からアクセンチュアのコンサルティング部門に転職しています。もちろん、その他の経験はなしです。

 

 

コンサルは業界内で、業務内容が近い会社が多く、かつ転職や引き抜きが多いので、業界内で転職を繰り返していける点が強いです。

外資系でも、思ったほどクビはありません。

 

 

メガバンク総合職から年収を下げずに転職出来るとすれば、コンサルか、後述の投資銀行IBDやPEファンドくらいです。

年収を上げたかったり、キャリアアップを考えるなら、まずコンサル業界は選択肢の一つとして見ておくべきです。


またコンサルティング業界は「給与テーブル自体」が上がっています。

同じ役職でも、もらえる年俸が年々上昇しているんです。

伸びている業界の特徴ですが、こんな業界は他にないです。

 


アクセンチュアに関しては、本サイトで複数の記事を掲載していますので、ご覧ください。


アクセンチュア関連記事

 

転職先企業

【戦略系】マッキンゼーやボストンコンサルティングカンパニー、ベイン、ATカーニー

【総合系】外資系のアクセンチュアや、日系のアビームコンサルティング

【会計系】BIG4のデロイトトーマツコンサルティング、PWCコンサルティング、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング、KPMGコンサルティング

 

あると強い経験・スキル

・経営企画や業務企画など、企画系業務の経験
・PCスキル
・英語力(クロスボーダー案件などへの対応)
・コミュニケーションスキル、プレゼンスキル
・調査・分析能力
・論理的思考力



30代からコンサルティングファームに転職するための必須スキルとは

 

 

2.事業再生系コンサル

 

コンサル業界のうち、先ほどの戦略系や総合系と違うカラーで、「事業再生系」コンサルという領域があります。

主に中小企業の事業再生をメインに扱うコンサルティングファームです。

 

メガバンクのRMで、業績や格付が悪い企業の担当経験や、リストラ課として不良債権処理の経験がある方は非常に評価されます。


特に、20~30歳前後のRMで、業績不振先の対応経験がある人材を欲しがる再生コンサルティングファームは多数あります。

 

リストラクチャリングの経験ある人は有利なのですが、そうでなくてもRMであれば誰でも格付が要注意先以下の企業を担当した経験は、一度くらいあるのではないでしょうか。


再生系コンサルは、いかに企業の中に入り込み、問題点を洗い出すかがメインの業務ですが、一番重要な仕事は「銀行からいかに資金を出させるか」だそうです。


まさに銀行の融資目線や、リスケした債権の約定返済付与の基準が分かっていると非常に有利です。


転職面接にあたり、「銀行としては、返してもらったり、保全を取ることが優先だが、事業の回復に力を注ぎたいと感じた」などの志望動機が言えれば、もう合格ではないでしょうか。

 

転職先企業

山田ビジネスコンサルティング
経営共創基盤
フロンティアマネジメント
アリックスパートナーズ
グラックス・アンド・アソシエイツ

 

あると強い経験・スキル

・法人営業の経験
・業績不振先の対応経験
・不良債権処理の経験
・PCスキル
・プレゼン能力
・コミュニケーション力
・ファイナンス知識

 

 

 

3.監査法人

 

本部でリスク管理やコンプライアンス業務、IA(内部監査)経験者が有利でしょう。


RMの方であっても、資格があればかなり有利になります。公認会計士を持っていれば、まず転職出来るでしょう。

 

公認会計士はとても難関で「ちょっと無理そう...」と思われたでしょうけど、
その1/4ほどの勉強量で取得できる米国公認会計士(USCPA)は、最強にして最高のコスパですので、資格として最もおすすめです。


なぜUSCPAの資格取得がオススメなのか?転職先や予備校金額、勉強時間を解説!

 


監査法人の業務内容は、前述のコンサルティング会社が提供しているサービスとほぼ同様です。


少し違うのは、コンサルティング会社は売上増加やコストカットなどの提案を実施するんですけど、監査法人ではリスクマネジメントやガバナンスの観点からのコンサルティング&アドバイザリーが中心です。

 


コンサル監査法人のアドバイザリー部門の方が、より担当業務・専門領域が明確です。

よって、専門的なスペシャリストとして経験を積みやすく、戦略系や総合系コンサルよりも、その後のキャリアが描きやすいかもしれません。

 

またワークライフバランスの観点では戦略系・総合系コンサルティングファームよりは優れているようです。

 

 

 

転職先企業

四大監査法人(あずさ・EY新日本・トーマツ・PwCあらた)

 

あると強い経験・スキル

・経営企画や業務企画などの企画系業務経験
・経営管理、M&A、財務会計、内部統制等の業務領域での実務経験
・英語力
・コミュニケーションスキル

 

 

 

4.投資ファンド(PEファンド)


RMのみの経験者であれば、投資ファンド(PEファンド)への転職は非常に厳しいと思われます。

PEファンドは、そもそも全業種の中でも、狭き門です。

ただし方法はあります(後述)。

 

 

プライベート・エクイティ・ファンド (Private Equity Fund) とは未上場企業株式(Private Equity)の取得や引き受けなどの投資行為を行うファンドのことです。

「ファンド」とは複数の投資家から集めた資金を用いて投資を行い、そのリターンを分配する仕組みを指しますよね。

 

金融機関・機関投資家や個人など、ある特定の投資家から資金を集め、それを基金として株や不動産などに投資し、売却益を投資家に還元します。

 

 

主要業務としては

  • ソーシング(案件発掘)
  • バリュエーション(価値の評価)
  • エクセキューション(投資の実行)
  • バリューアップ(成長や再生)
  • イグジット(売却やIPO)


という構成です。

 

PEファンドは新卒採用はほとんどなく、中途採用されているのは、以下のキャリアの方が多いようです。


・他のPEファンド
・外資系投資銀行
・戦略系・再生系コンサルティングファーム
・FAS系コンサルティングファーム
・M&A業務経験者(日系証券会社などで)


投資銀行IBD出身者は可能性がありますので、メガバンク在籍者がPEファンドを目指す場合、FG内の証券会社でIBD部門に出向し、その経験で転職するのが最も早いかもしれません。

 

 

転職先企業

・コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)⇒世界最大
・カーライル・グループ(The Carlyle Group)
・ベインキャピタル(Bain Capital)
・ユニゾン・キャピタル
・アドバンテッジパートナーズ

 

あると強い経験・スキル

・投資銀行IBD部門(M&A関連)の業務経験
・英語力
・ストラクチャリングや業績不振先の対応経験
・不良債権処理の経験
・経営企画や経理、財務部門での経験
・ファイナンススキル

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5.証券会社


野村證券や大和証券などの大手で、RMのような法人営業スキルを持った方のニーズがさらに上昇する可能性があります。


背景をご説明します。

野村證券の国内営業と言えば、従来はリテール営業でした。

富裕層へ投資信託や運用を薦め、手数料を稼ぐビジネスですが、近年は業績苦境の打開のため、法人やそのオーナーへの提案部隊に力を入れていくことを表明しています(2019年4月)。

 

野村證券の総合職の半分が危ない?インベスター・デー発表から分かること

「営業員はどう生きるか」三菱UFJ銀行と野村證券あ競合する金融戦国時代

 

 

一方で野村證券などの大手にも、法人課のようなものはあるものの、圧倒的に人数が少なく、そもそもノウハウが弱いです。

野村證券でリテール営業をしてきた営業マンは、まだ決算書すら読めません。

 

よって、メガバンク法人営業経験者のニーズは上昇していく可能性が高いとみています。


注意点ですが、確かに独立系の野村證券や大和証券でのニーズは高まる可能性があります。

一方で三菱UFJモルガンスタンレー証券のようなメガ系証券は、こういう人材を外部から採用するインセンティブがないので、行きたければFG社内での出向を目指しましょう。

 

 

ちなみに野村證券は、IBDやマーケット部門の年収は高いですが、リテール部門の年収はメガバンクと比べて決して高くないので、年収アップはあまり期待しないほうがいいかもしれません。

 

 

転職先企業

野村證券
大和証券

 

あると強い経験・スキル

・法人営業経験
・コミュニケーション力
・財務・ファイナンス知識

 

 

 

 

6.投資銀行(証券会社:IBD)


IBはインベストメントバンキング部門のことです。

IBDを有する主な企業として、外資系ではゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行。

日系では野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレーなどが挙げられます。

 

狭き門ではあるものの、野村證券などの日系投資銀行のIB部門では、一部ポテンシャル採用が実施されており、メガバンクからの転職事例も出ています。


IBDが何をしているのか簡単に言うと「企業の成長を、高度な財務専門性によりアドバイスする仕事」と表現できます。

 

具体的には、

①株式・債券発行による企業の資金調達のサポート

②M&Aのアドバイザリー


会計士資格を保有している方や、本部でプロダクト部門(LBOファイナンス、プロジェクトファイナンス等)での経験がある若手であれば、M&Aアドバイザリーの経験が無くともチャンスは十分にあります。

 

 

モルガンスタンレーなどを目指すのはいいのですが、みずほ証券などの銀行系証券は、メガバンク出身者であれば、わざわざ転職する必要はありません。

転職しなくても、FG内での出向を目指しましょう

 

FG内の証券会社で経験を積み、ゴールドマンサックスへ転職した事例もあります。


IBDの具体的なタスクは、

①営業資料の作成
②営業・提案
③案件の執行

です。


M&Aに関する高度な知識はもちろん、資料作成にかかる高いPCスキルや、提案にかかるコミュニケーション力、プレゼンスキルは必須です。

 

 

転職先企業

<外資系>

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、UBS、クレディ・スイス、ドイツ銀行。

<日系>

野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興証券、みずほ証券

 

あると強い経験・スキル

・M&Aアドバイザリー経験
・PCスキル
・プレゼン能力
・コミュニケーション力
・調査・分析能力
・論理的思考力
・財務・ファイナンス知識

 

 

 

7.M&A仲介

 

主に中堅・中小企業のM&A支援を行います。

M&A仲介の業務は「売り手と買い手の間に入り、双方の希望する条件をコントロールしながら成約に導いていくこと」です。

売り手と買い手の両社をマッチングし、値段交渉、条件交渉を主たる業務とします。


具体的には、クライアント(売り手または買い手企業)の新規開拓および選定、クライアントのニーズ発掘、条件交渉、クロージングなどです。

 

オーナー企業の社長へ粘り強いアプローチが必要な仕事ですが、まさにメガバンクのRMの経験は非常に活きますし、業界からも高評価です。

 

 

採用に積極的なのが、日本M&Aセンターです。

 

こういうところは、例えば大和証券とタイアップしています。

大手の証券会社の営業の主戦場はリテール営業です。

 

一方で彼らもノウハウが薄いながらも法人営業を伸ばし、事業承継やM&Aといったソリューションを伸ばそうと必死です。

しかし社内にはそこまでノウハウがないことから、顧客のニーズがあれば、日本M&Aセンターに繋ぐといったことをやっているんです。

 

メガバンクはFG内で全て完結できる一方で、独立系の証券はこういったM&A仲介の会社とタイアップしています。

 

別の言い方をすれば、日本M&Aセンターでやることは、メガバンクのFG内の証券会社でやることと同じかもしれません。

ただし、さらに別の言い方をすれば、仕事に親和性があり、転職後も業務がすぐに出来る可能性が高いのは非常にメリットでしょう。

 

 

特に日本M&Aセンターは年収がかなり高いことで有名です。


激務ですが、メガバンクRMも激務なので、「それで年収増えるなら、まあいいか」と考える方もいらっしゃるでしょう。


またメガバンクRMは、担当先でM&A案件が毎月ポンポン出てくるわけではない一方で、日本M&Aセンターの営業はM&A案件のみしかやりません。


M&A専門家という「色」を付けられる点は非常にプラスですし、その後のキャリアも描きやすいと考えられます。

(実際に本記事内でも「あると強い経験・スキル」でM&Aアドバイザリー経験としている業界は多いです)

 

 

転職先企業

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
日本M&Aセンター

 

あると強い経験・スキル

・M&Aアドバイザリー経験
・コミュニケーション力
・調査・分析能力
・財務・ファイナンス知識

 

 

 

8.FAS系・M&Aアドバイザリーファーム

 

FASとは、ファイナンシャル・アドバイザリー・サービスの略で、財務系コンサルティングファームとも言われます。


FAS系・M&Aアドバイザリーファームは、前述のM&A仲介とちょっと似ています。

前述のM&A仲介が「売り手と買い手の間に入り、双方の希望する条件をコントロールしながら成約に導いていくこと」でしたね。


FAS系・M&Aアドバイザリーファームは、売り手・買い手のそれぞれからM&Aを依頼されて、依頼主の希望通りになるように交渉を進めていきます。

売り手と買い手には、それぞれ別のアドバイザリーファームがついているということですね。

 


M&A仲介の業務は

・M&Aアドバイザリー
・事業再生支援
・各種デューデリジェンス
・企業価値評価(バリュエーション)
・不正調査(会計、IT 等)

 


M&Aアドバイザリーは、買収企業ターゲットの選定、ストラクチャー、デューデリジェンス、企業価値算定、交渉支援、ディール全体のマネジメント、買収後の統合支援といった業務を行います。

 

事業再生支援は、再生計画の策定の支援、ステークホルダーとの調整、スポンサーの選定を経て、再生計画の実行を行います。

 

 

FASはBig4系、準大手・中堅の監査法人系、独立系、外資系、コンサルティングファーム系、などなど、多くのプレイヤーが存在します。

その中でも、業容、人員、プロジェクト数、売上規模の観点から、業界トップの座に君臨しているのがBig4系のFASです。

 

Big4系というのは4大監査法人である新日本有限責任監査法人、有限責任あずさ監査法人、有限責任監査法人トーマツ、PwCあらた監査法人のグループに属しているというです。

 

 

直近では、Big4(大手会計事務所)系列の財務系ファームをはじめ、M&Aアドバイザリーを専門としたブティックファームなどで、採用意欲が高い状態が継続中です。


メガバンクからでも、年収を維持、または上昇が見込める水準ですし、おすすめです。

 


M&A関連の経験がある方は勿論のこと、経験が無くとも若手はポテンシャルでの採用があります。

メガバンク総合職でも、RMで昇格が出来なかった人(M&A業務経験なし)が転職に成功した事例もあります。


英語力が必要なケースも多いので、よく転職エージェントに確認しましょう。

 


MA仲介とFASの違いは、以下のサイトが非常に分かりやすく、参考にさせて頂きました。

https://www.ma-cp.com/about_ma/difference_brokerage_fa.html

 

 

転職先企業

<BIG4>

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
PWCアドバイザリー
KPMGFAS
EYトランザクション・アドバイザリー・サービス

 

あると強い経験・スキル

・M&A関連の業務経験
・英語力
・業績不振先の対応経験/不良債権処理の経験
・経営企画や経理、財務部門でのご経験
・調査・分析力
・ファイナンススキル
・PCスキル

 

 

 

9.保険会社


メガバンクのファイナンスの知識をあまり活かせませんけど、生保や損保企業へ転職するケースもあります。

 

よく聞くのは、プルデンシャル生命などの外資系生命保険会社です。

 

営業の実力次第では、年収が数千万から億にもなります

メガバンクからは、営業本部経験者や表彰されて「営業力に自信」がある方が行きます。


こういった生命保険会社は、主に個人へ保険の営業をかけて契約を取るのが仕事です。

実績次第で給与が決まります。

最初の数年は給与保証があるんですが、数年で完全に歩合制になります。

よって、契約が取れなければ月収ゼロ、取れれば半年遊べる、みたいな生活です。

 

プルデンシャル生命保険の現役社員の方にインタビューした記事がありますので、良ければご覧ください。

年収1億円の外資系?!プルデンシャル生命保険の働き方や年収とは?

 

 

余談ですが、某外資系の格付会社の方の話によれば、全業種の中で、生命保険会社が最も「stable(安定的)」な業種だそうです。

 

他業種に比べて、生命保険は景気に左右されず、かつ人間の寿命や人口が統計学で先の見通しがほぼ完全なレベルで分かっているからです。

日経平均や世界のマーケットはボラティリティがありますが、人口推移ほど統計データではっきりとわかるものはない、といいます。



転職先企業

プルデンシャル生命保険

 

あると強い経験・スキル

・強力な営業スキル
・コミュニケーション力

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10.政府系金融機関


日本政策金融公庫などの政府系金融機関も、近年メガバンク出身者を積極採用しています。

3年~7年程度、30歳くらいまでの採用がメインのようです。


政府が全額または一部を出資していることから「政府系金融機関」と呼ばれていますが、現状4組織が存在しています。


①日本政策投資銀行(DBJ)
②日本政策金融公庫
③国際協力銀行
④商工組合中央金庫(商工中金)

 

 

①日本政策投資銀行

民間金融機関では投融資が難しい長期性のリスクマネー供給がメインの業務です。

長期・大口・中立性といった特徴を生かし、民間金融機関と協調しながら金融資本市場の機能強化を担っています。

 

②日本政策金融公庫

小口の事業資金融資や国の教育ローンの取り扱い、地域活性化支援などの「国民一般向け業務」、中期資金融資など「中小企業向けの業務」、食の安全の確保などにつながる「農林水産者向け業務」を事業の柱としています。

 

③国際協力銀行

グローバルな視点で日本企業のビジネス推進をサポートします。

日本の産業界の競争力の強化や、企業が取り組む国際大型プロジェクト、中小企業の海外事業展開などの支援をしています。

 

④商工組合中央金庫(商工中金)

「中小企業による、中小企業のための金融機関」と謳っている、中小企業専門の総合金融機関です。

国の制度融資を利用した中小企業への支援がメイン業務です。

 

 

 

いずれも、RMというキャリアと親和性が高く、学んだ知識や経験をすぐに仕事に活かすことができそうですよね。


政府系金融機関は、メガバンクと比べてノルマや実績管理に対して甘い雰囲気がありますので、メガバンクRMの実績主義が肌に合わない方や、もっと公共性を意識したビジネスがしたい方におススメです。

 

転職の面接でも「民間営利企業にできないような公共性の高いファイナンスで日本に貢献したい」という志望動機で決まりです。



転職先企業

①日本政策投資銀行(DBJ)
②日本政策金融公庫
③国際協力銀行
④商工組合中央金庫(商工中金)

 

あると強い経験・スキル

・財務・ファイナンス知識
・法人営業経験

 

 

11.一般企業の経営管理・財務部門、ベンチャーのCFO

 

一般のメーカーなどの企業で、財務ポジションとしてメガバンク出身者は重宝されます。

「転職でのRMの強み」を書いた別の記事でも触れていますが、RMが日常的に触れている財務やファイナンス知識は、世の中で評価されるケースは決して少なくありません。

メガバンクRMが転職でアピールできる強みとは?

 

 

ぼく自身も転職して、いかにB/SやPL、財務諸表が分からない人が世の中多いか、という事実にとても驚いた記憶があります。

 


金融業界でも、証券会社の営業(IBD以外)や保険会社の人は、決算書は読めません。

ファイナンスを知りません。

 

こういうスキルは、一般企業の財務部門で高評価ですし、ベンチャー企業などでは当たり前のように人材が不足しています。

よって、スタートアップ企業などでは、いきなりCFOや財務部長なんていうポジションで転職するケースもあります。

 

 

ベンチャーやスタートアップは、「やらなければならないこと」をそもそも把握していないケースがほとんどです。

例えば金融庁に処分された某仮想通貨業者は、「顧客と自己勘定の金銭を明確に分別して管理する」という、金融業界で基本的なことを知らなかったと言われます。

 

財務がない、売り上げがない企業は存在しないし、そこに必ずルールがあるので、メガバンク出身者が当たり前だと思っている知識が、実はとても重宝される機会は溢れています。

 

 

 

12.公務員

 

公務員には、官僚などの国家公務員や、県庁などの地方公務員があります。

国家公務員をご希望であれば、メガバンク出身は金融庁が一番親和性が高いです。


金融庁では銀行、証券、保険などの業界を監督しますが、最も花形は銀行を管轄する部署です。

金融機関としての規模が俄然違うからです。

 

業態が違うとはいえ、MUFGの規模は、野村HDとは比べものにもなりませんからね。

以下は自己資本額の比較です、ご参考(ソースはこちら)。

 

 

そういうわけで、行政である金融庁の体力は圧倒的にメガバンクに注がれているそうです。

業界に在籍していた知見は非常に役に立ちそうですよね。

それなりに中途採用で入庁するチャンスがありますので、調べてみましょう。

 

 

またメガバンク内で、かならず「金融庁に出向」というポジションがあるはずですので、ご自身でも調べてみましょう。

実際に出向できたら雰囲気などが分かります。

 

 

 

県庁や市役所などの地方公務員へ転職する方も多いです。

特にRMの激務に嫌気がさした人は、地方公務員に転職するケースは昔から多いです。


ただ「ノルマがなくてみんな優しく、毎日笑顔で定時上がり」なんて職場ではないので、ご注意ください。

以下の記事に公務員の実態について書いていますので、ご参考ください。

公務員は本当にラクなのか?転職したい人が知っておくべき事実

 


またメガバンクのRMで激しい業務に疲弊し、県庁になった方にインタビューした記事もあります。

メガバンクで疲弊し公務員へ転職した人へインタビュー


インタビューした方は、30歳手前で地方公務員に転職していますが、現在とても生き生きと活躍されています。

公務員はAIに代替されない数少ない仕事だ」というお話が面白く印象的でした。

 


金融庁を始めとした官公庁はリクナビなどの転職サイトや、リクルートエージェントなどの転職エージェントで話を聞いてみるのがいいです。


面接や小論文で入ることが出来る役所もあるので、LECなどの予備校から資料を取り寄せて調べてみましょう。

 

 

 

13.自分にあった業界を見つけるには


本記事で、メガバンクRMの転職先についてご紹介しました。

 

RMというキャリアにも寄りますし、また今後どのようにキャリア形成していきたいか、仕事への興味など、考慮すべきものはたくさんありますよね。

 

 

個人的には、せっかくメガバンクに入ったのでしたら、先進的でグローバルな本部の仕事に携わり、専門性を磨いて市場価値を上げて転職することが一番いいのかなと思っています。

 

 

ただし、転職やキャリアチェンジは、行動力が全てです。

違う世界にチャレンジしようという気持ちが起こったその時に、行くべきです。

「もっと経験積んでから...」なんて考えていると、「それはいつですか?」となりますよね。

 

RMは、貴重な経験をたくさん積んでいることには変わりありません。

 

転職出来るかどうか、どんな道があるのかを事前に知っておくだけでも意味があります。

是非、ご自身の可能性がある企業・業界を転職エージェントや転職サイトでチェックしてください。


メガバンク出身者に向けた転職の記事をまとめていますので、以下ご覧ください。

 

 

 

 

【個人的におすすめする転職情報サイト】

ビズリーチ

リクナビNEXT

キャリアカーバー(CAREERCARVER)

【個人的におすすめする転職エージェント】

JACリクルートメント

リクルートエージェント

パソナキャリア

 

 

今は興味がない方でも、とにかくどんな選択肢を取り得るのか、どんな可能性があるのかを知っておくだけで、精神的にも安定します。

是非、情報だけは集めておくことが大事です(タダですし)。

 


おわり

 

 

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