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未経験からコンサルティング業界へ転職する人が知っておきたい業界の慣行

更新日:

金融機関や商社、メーカーなどから初めての転職でコンサルティング業界へ転職する方も多いです。

こういう業界から見て、コンサルティング業界は少し異質な面があるんです。

 

お悩みビジネスマン

コンサルティング業界とその他の業界で違うことは?

転職する上で知っておいたほうが良い業界の慣行や特徴は?

という疑問にお答えします。

 

 

これから転職を考えている方や、転職が決まった方は、知っておいて損はないです。

それどころか、こういう文化が合わずに「転職が失敗した...」と去ってしまう方も多いので、しっかりと学んでおきましょう。

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.「コンサルタント歴が長い」が最強

 

まずコンサルティング業界においてもっとも重視されるのは「コンサルタント経験歴」です。

年齢でも、社会人経験でもありません。

ましてや、前職のキャリアや経験、実績でもありません。

 

 

もちろん転職時の面接については、今挙げたような事柄が採用されるにあたってよく見られるポイントでしょう。

 

しかし入社して一度コンサルティング業界に入ったならば、「前職が大企業である」とか、「年収が高かった」とか、「すごい実績を上げて表彰された」とか、こういうことの価値はほとんどなくなります。

 

お悩みビジネスマン
転職をして新しい会社に入るので、当たり前なんじゃないですか?

と思うかもしれません。

 

 

しかし申し上げたいのは、コンサルティング業界は特にこの傾向が強いということです。

 

思想として強いのが「コンサル経験が全て」という考え方です

 

 

いかに前職で活躍した実績が買われて転職が決まったとしても、それが光るのは転職が決まるまでです。

コンサル経験がゼロというだけで、社内での地位は思っている以上に低くなります

 

 

なんでも暗黙の「コンサルタント流の〇〇」が存在します。

 

プレゼンの仕方や、パワポ・エクセルの作り方、報告の仕方や振る舞い方など、「できるコンサルはこうやるんだ」というものがあるようです。

 

自分が培ってきたものや、自信があるものがあったとしても、一旦は否定されると考えておきましょう。

 

 

ぼく自身の経験としても、パワポやエクセルには相当の自身があったのですが、「コンサルタント流のパワポ術」があるらしく、ぼくが作ったパワポを根本からダメだしをされ、大幅に作り変えられてしまったことがあります。

正直嫌でしたね。

 

即戦力として入社した自覚があって働き始めても、こういった扱いを受けてしまい、戸惑いや苛立ちを覚えることもあるかもしれません。

 

メモ

外資系コンサルでは、いわゆる「パソコンスキル」や「プレゼンスキル」が非常に重視されます。

どのようにスキルを向上すべきか、お悩みの方はこちらもご覧ください。

プレゼンの9個のコツ。話し方と事前準備が全て

エクセルは転職で強力な武器。コンサルを目指す人は重要視すべき

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2.転職すると役職が下がる

 

転職で入社すると、多くの場合は前職の役職から鑑みておおよそワンランク役職が下がると考えましょう。

例えば、30歳くらいで前職では昇格しマネージャー職になっていたとしても、コンサル業界ではいきなりマネージャー職での入社は難しいでしょう。

 

 

このことは、先ほど述べた「コンサルタント歴が最強」ということが大いに関係しています。

つまりコンサルタント経験がないという事実で、役職の単純スライドは認めてもらえません。今在籍している会社の3~4年くらい下の役職で入るようなイメージを持っておくと良いでしょう。

 

 

つまり、運が悪ければ「自分よりも年下で役職は上」という上司と一緒のプロジェクトで働かざるを得ないこともよく起こります。

そのあとでスピーディーに昇格して「本来の役職」につけるかどうかは、1~2年の頑張りによります。

 

その1~2年間、ちょっとしたプライドを捨てて、ひたむきに頑張れるかどうかが大事です。

 

ちなみに補足ですが、コンサルティング会社から、別のコンサルティング会社へ転職する場合は、役職が同程度で迎えられることが多いです。

 

 

 

3.役職と年齢がバラバラ

 

コンサルティング業界は中途採用で入社する方が多いので、先ほど述べたように役職がワンランク下がったりします。

要するに、年齢と役職が比例しません

 

シニアマネージャー33歳

マネージャー35歳

シニアコンサルタント35歳

のようなプロジェクトチームも普通にあったりします(上に行くほど役職が高い)。

 

 

日系の大企業では年功序列の文化なので、「だいたいこのくらいの年齢で課長」というように決まっています。

これは「ポジションに相当する社会人歴」という職能給制度を採用しているからです。

 

 

しかしコンサルティング業界、特に外資系のコンサルティング業界は職務給制度です。

ポジションに相当する実力」という物差しで測られています。

 

 

よって日系大企業から転職してきた場合、(たとえそういう文化が嫌で転職してきたとしても)この制度に戸惑うことがあります。

 

みなさん「実力で評価される方がやりがいがあるでしょ!」と思ってコンサルティング業界に転職する方も多いでしょう。

 

でも「自分が実力を発揮し、若くして上に行く」ことができた場合しか想定していないことが多いです。

自分が「年齢の割に上に行けていない」という環境を想定してもいないし、そういう環境に慣れてもいません。

 

 

ですが、コンサルティング業界に初めて入社した方は、役職が落ちますので「不遇の期間」から入らざるを得ないことは、意外にも受け入れ難いものです。

前職で優秀な実績や結果を残した人ほど、覚悟しておきましょう。

 

メモ

参考ですが、外資系コンサルティングカンパニーであるアクセンチュアのポジションや年収、年齢についてまとめた記事を用意しています。良ければご参考ください。

アクセンチュアへの転職が全て分かるまとめ記事

 

 

4.一般事業会社を下に見ている傾向がある

 

コンサルティング業界の特徴として、多くのコンサルタントの方が持っているのが、

コンサルティング業界がナンバーワン」、控えめに言っても「コンサルティング業界はエリート

だという認識です。

 

 

コンサルティング業界は激務で、スピード感が早く、成長ができるという、巷でもよく聞くフレーズがたくさんありますよね。

 

これは本当かもしれませんし嘘かもしれませんが、コンサルタント自身はこれを真剣に信じています。

「自分たちは世の中で一番忙しい」

「一番成長している」

 

多くのコンサルタント、特に新卒からコンサルタントとして働いている方々は、こういう発想を持っていますので、ある意味「一般の企業を下に見ている」傾向があることは否めません。

 

 

「自分たちコンサルタントは激務でスピード感のある仕事を毎日やっているんだけど、一般企業はゆっくり非効率な仕事してるんだろ?」

という考えを持っている方も少なくありません。

 

 

そんな方々と一緒に働くことになるわけですので、コンサルティング業界以外の「一般の業界」から転職してくる方は、こういう雰囲気に、時には憤りや反発を感じ、低い評価や扱いに戸惑いを覚えることもあるかもしれません。

 

 

 

5.競合他社はリスペクトしている

 

コンサルティング業界以外の「一般の業界」に対する評価はやや低いコンサルタントの方が多いです。

一方で同業他社に対しては思っている以上にリスペクトがあります

 

日系の大企業であれば、競合他社を意識していて、比較したり優劣を考えたり、時には悪く言ったりすることもあるかもしれません。

 

 

コンサルティング業界の場合、他のコンサル会社を悪く言う方はあまり多くはありません。

 

理由は、コンサルティング業界の独特のキャリア形成の慣例があるからです。

すなわち、今の会社を長く勤めず、かなりの割合で同業他社に移るからです。

 

 

中には、「尊敬する上司がアクセンチュアからPWCに移籍した」というケースもありますし、逆もあります。

よって、その後の移籍先を検討し、就職口を確保したり念頭に置いたりしている趣旨から、他社のことを悪く言うことはありません。

 

 

コンサルティング業界が初めてで、転職直後の方は「あの会社は微妙そうだったので、蹴りました~」のようなことは軽々しく言わないほうが良いかもしれません。

 

また、もし転職活動中の方がいらっしゃれば、ご注意いただきたいのは、コンサルを複数社受ける際は、次のキャリアを考えて、どの会社にも対応はしっかり丁寧にすることをお勧めします

 

 

 

6.まとめ

 

いかがでしたか。

コンサルティング業界は、多くの日系大企業とは違った文化があります。

中途採用で入社する方が多いですが、その文化が思っていたものではなく、馴染めなかったりすることもあります。

 

思っていた転職後のキャリアと、現実があまりにも乖離してしまわないように、よく情報を集めるべきでしょう。

 

 

転職の情報はプロから聞くのが一番ですよ。

 

ぼくの場合はビズリーチという転職情報サイトに登録したり、JACリクルートメントリクルートエージェントという転職エージェントの担当の方とよく相談しました。

 

自分が「どうなったら転職は成功か」「転職のリスクは何か」をよく整理した上で、彼らから情報を引き出しましょう。

 

皆様のキャリア良いものになるように応援しています。

 

個人的におすすめする転職情報サイト

 

ビズリーチ

リクナビNEXT

キャリアカーバー(CAREERCARVER)

 

個人的におすすめする転職エージェント

 

JACリクルートメント

リクルートエージェント

パソナキャリア

 

 

おわり

 

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