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アクセンチュアのシニアマネージャーが語る働き方や年収、中途採用事情とは

更新日:

外資系コンサルのアクセンチュアの方にお話をお伺いしました。

今回はシニアマネージャーという、社内でもかなり上のクラスの方へのインタビューです。

解説
アクセンチュアの仕事のイメージや働き方、給与、キャリア観などが分かります。


どうぞご参考ください。

 

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シニアマネージャーが語るアクセンチュア

 

1.経歴について

 

Q:簡単に経歴を教えてください。


慶応義塾大学を卒業した後に、金融業界に特化したIT企業に入社しました。

その後20代の後半にアクセンチュアの金融部門に中途採用で入社しました。


アクセンチュアは今6年目になります。

 

 

Q:どんなお仕事を?


詳しくは述べられませんが、金融機関のクライアントへの提案と、案件のデリバリーです。

 

主に金融庁やグローバルな規制に対して、銀行や証券、その他金融会社がうまく対応するためのお手伝いですね。

 

 

 

Q:今の役職を教えて下さい


シニアマネージャーです。

 


Q:何年でシニアマネージャーに昇格されたのですか?


2015年12月にマネージャーになったんですけど、それから3年かかりました

シニアマネージャーに上がるのは結構難しくて狭き門ですので、3年で上がれたのはかなり満足しています。

 

 

Q:昇格の決め手は何だったのですか?


マネージャー時代から自分でプロジェクトを広げていったことが評価されたんだと思っています。

アクセンチュアでは基本は何か1つのプロジェクトに入ります。

シニアコンサルタント職以下は、基本的にはマネージャーの指示に従いながら手を動かしてもらい、マネージャーは、そのプロジェクトを回す役目です。

 

マネージャーの仕事はクライアントと直接話してプロジェクトの報告をしたり、方針を決めたり、クライアントと細かい面を交渉したり。

マネージャーの基本は1つのプロジェクトに張り付いて、そのプロジェクトをエンドまでうまく回せることが最低条件です。

最低条件さえクリアし、そのプロジェクトを炎上させることなく終わらせることが、マネージャーとしてはまずは大事なんです。

 

一方でぼくは、マネージャー時代から自分でクライアントと話をしながらプロジェクトを増やしていく活動もしていました。

自分がアサインされたプロジェクトだけではなく、他にも手を広げながら拡大していったんです。


プロジェクトを増やす」という動きは主にシニアマネージャーに求められる動きなんですが、僕はマネージャー時代からそれをやれていたので、それが評価されたのだと思っています。

 

 

Q:一日のお仕事はどのようにされているのかを教えてください。


正直かなり忙しいですね。

マネージャー時代から複数のプロジェクトを回していましたが、シニアマネージャーになってからは、もっとかかわるプロジェクトが増えました

6個のプロジェクトに関わっています


複数プロジェクトを管理しているので、僕自身はどこにも常駐せずに、基本は毎日、赤坂の本社で仕事をしています

そこをを基点にしながら、どこかのプロジェクトで出席する必要のあるミーティングがあれば、電車やタクシーで移動します。

 

金融機関の本社はだいたい丸ノ内や大手町にあるのですが、渋谷にもプロジェクトを持っているので、本当に移動はおおいですね。

毎日1~2個くらいのミーティングがあるイメージでしょうか。

 

何か問題があれば対応しなければならないのは自分なので、そういうイレギュラーなケースは週1回も顔を出せないプロジェクトも出てきます。

 

ちなみに渋谷のIT企業の社員の方は、ジーパンにパーカーで仕事をされていて、一方で丸ノ内はネクタイをがっちり。

 

雰囲気というか世界がガラッと変わるんで、こちらもその雰囲気に合わせるのが面白くもあり、大変でもあります。

 

 

Q:アクセンチュアでの会議はあるのですか?


アクセンチュアの会議もあります。赤坂の本社で開催されます。

アクセンチュアのコンサルタントは各々プロジェクトのアサインされていて、クライアント先に常駐していることが大半なので、全体の会議はスカイプ参加もOKです。


でも僕は極力現地で出席するタイプです。

ナマで上の役職の方々と直接お話できるほうがいいですからね。

 


Q:土日もお仕事をされていますか?


いえ、土日に仕事をすることはほとんどないです。
クライアントも土日休みですし。

週明けの会議で不安なことがあったりすれば、ごくたまに、資料をアップデートしたりすることはあります。

 

 

3.給与について

 

Q:シニアマネージャーになって給与は上がりましたか?


上がりました。

マネージャーは、たしかスタートが1100万円くらいだったと思いますけど、そこから1年おきに100万円ちょっと上がるイメージです。

 

ぼくは3年マネージャーをした後でシニアマネージャーに昇格しましたが、今は見込みですがボーナス込みで1700万円くらいまで上がりました。

 

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4.採用活動について

 

Q:中途採用の面接官をされることもあるのですか?


はい。
アクセンチュアでは、実際に仕事をしているコンサルタントが中途採用の面接を担当します。

 

 

Q:どんな人がアクセンチュアに受かりますか?


アクセンチュアの金融部門を受けに来る人で多いのは、金融業界、IT業界、監査法人が多いでしょうか。

 

見るポイントは、やはり経歴です。

例えば「営業だけ」というよりも複数の部署を経験していたり、または営業だけでも突出した実績がありそうだったら「とりあえず面接に呼んでみて話を聞いてみよう」と思いますね。

経営企画系や国際経験があったら目にとまります。


それから年齢前職の給与にも着目します。

年齢の割に低い年収だったら、例えば社内で昇格していないのかなとか、活躍できていないのかなとか思ってしまいます。


中途採用の面接って、マネージャー職以上が仕事よりも優先で1時間、2時間を確保するので、結構大変なんです(笑)

なので、出来るだけきちんとした候補者だけを面接に呼びたいんです。

 

実際に面接して「ああ、この人は難しいな」と思う時は、ほんの開始5分で分かりますし、そうならないように、出来るだけいい人を見抜いて、呼びたいです。


そういう事情がある中で、転職エージェントが推してくる人は「会ってみよう」となりやすいかもしれません。

転職エージェントはその候補者に実際に会っているので、プロの彼らが推してくるなら、会ってみようと。


そういう意味で、転職エージェントの目利き力に頼っている面も少なからずありますね。

 

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Q:では転職エージェントを使うほうが内定に有利なんですか?


必ずしもYesとは言いません。

直接応募の方でも、統一的な基準でしっかりと選考はしているつもりです。

でも今申し上げたみたいに「ちょっと面接に呼んでみようかな」と思うことだってあります。

 

 

ただ、そもそもですが、転職エージェントは情報を持っているので、個人的には使ったほうがいいと思いますよ。


例えば、直接応募してくる人は給与のウソをつくことがありますが、アクセンチュアでは採用が進むと源泉徴収票を提出してもらいますので、あとでウソはバレます。


世の中全ての企業で提出するかは知りませんが、例えば外資系投資銀行だと3年分の源泉徴収票を出させるのが一般的らしいですよ。


こういうことは転職エージェントだったら知っています。

その他にも転職活動で気を付けるポイントは多々あると思いますし、そういう情報収集力は、転職活動に限らず仕事でも大事ですよね。


転職エージェントってタダなのに、彼らからそういう情報を集めずに勢いで応募してくるのはリスク管理力が足りないし、情報収集の努力を怠っているなあと感じてしまいますね。

 

 

Q:どの転職エージェントがおすすめですか?


残念ながら、それは僕の口からは言えません…

 

有能な転職エージェントを見分けるコツ

 

 

5.今後のキャリアプランについて

 

Q:シニアマネージャーからの次のステップはどうなるのですか?


アクセンチュアでは、シニアマネージャーの上はマネージングディレクター(MD)です。

MDは本当に限られた人しかたどり着けないです。


アクセンチュアには職位ごとに在籍出来る期間の目安が決まっていて、シニアマネージャーはたしか4年間か5年間くらいだったと思います。

この期間までにMDに昇格できなければ、実質クビです。


職位ごとの在籍可能期間を超えても、実際は本当にクビにはなりませんが、居場所がなくなってしまうので、自分から辞めて他社に移ることになります。

 

 

Q:キャリアプランを教えてください。


ぼくはキャリアプランは持たないことにしています。

少し前は3~5年先のなりたい姿をイメージして、それに向かって努力することが大事だと思っていました。


ただMDとキャリアプランの話になったときに、MDが「自分はプランなんて考えたこともない。その時に面白そうと思ったことに飛びついていっただけ」と仰っていました。


たしかによく考えたら、自分の今は5年前は予想していなかったですし、世の中色んなことがすごいスピードで変わっていく中で、将来のキャリアの測なんて不可能なんじゃないかと。


考えても仕方ないし、意味ないと思うようになりました。

 

MDが言っていたように、その時面白そうなものに飛びつけばいいかなと。

そのステージはアクセンチュアかもしれないし、他社かもしれません。


この業界は、意外にせまいので、結構ヘッドハンティングもあるんです。

デロイトやPWCとかに移った人からの声かけはもちろんありますし、別の業界のヘッドハンターから連絡が来ることもあります。


思いもよらないところから声かけがあるかもしれません。

何か面白そうなものが来た時に、そのチャンスを選択できない事態だけは避けたいので、事前の準備と努力だけはしておきたいですね。

 

 

おわり

 

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