キャリア

資格が転職に有利!CFA取得が外資系金融への転職に役立った

更新日:


今回はメガバンクから外資系の格付機関であるS&P(スタンダードアンドプアーズ)に転職した男性に話をお伺いしました。

S&Pに転職して本当によかったと断言できます。


33歳までメガバンクに勤務し、その後初めての転職を経験されています。

 

転職は成功もあれば失敗もあると言います。

お悩みビジネスマン
なぜこの男性は「転職が成功した」と言い切れるの?

 

その成功の秘訣について、インタビューをご覧ください。

 

 

 

外資系格付会社S&Pの現役社員へインタビューしました

 

 

Q:経歴を教えてください

 

一橋大学から、2007年にメガバンクに新卒で入行しました。

最初は関東の支店に配属になり、法人への融資の営業をやっていました。目標(ノルマ)を達成するのが本当に大変でした。

3年半くらい初任店で経験を積んだ後は、何故か分かりませんが本部の企画部署に異動になりました。

そこで企画業務やリスク管理を担当しました。特に銀行のビジネスの根幹であるクレジットリスクに携わり、信用格付の制度整備やモデル構築に関わりました。

この本部部署で4年くらい経験を積んだ後、香港に異動になりました。

 

海外での生活は初めてだったんですけど、企画周りやリスク管理業務といった日本でやっていた分野を任されたので、仕事は何とかなりました。

 

1年くらい前に日本に帰国した後は、すぐに転職活動を開始。ちょうど半年ほど前にS&Pに転職して、今に至ります。

 

 

 

Q:順調な銀行員キャリアを捨てて、なぜ転職を?

 

銀行の中心を担う企画部署で専門性の高い仕事を出来ましたし、海外部署は誰でもいけるわけではないので、たしかにコースとしては順調だったと思います。

ただ香港で働いているときに少しやる気を失ったということが最大の理由ですね。

 

というのも、現地では日本人しか働かないんですよ(笑)

海外のローカルスタッフは、仕事は夕方18時までですぐに帰ってしまうんです。必死で残業する文化は日本にしかないのかもしれませんが、香港での現地スタッフがやってくれないので、必死で日本人が残業して埋め合わせをするような状態でした。

現地スタッフは働かなくても、2年か3年くらいしたら別の外銀に転職したりするんで、彼らが頑張るのは、入って半年くらいですよ(人にもよりますが)。

 

そんな環境が続いて、不平等にしゃかりきに働くことに違和感を覚えるようになってしまいました

 

決して働くのが嫌じゃないんですけど、どうせ働くなら、平等に評価されたいじゃないですか。こんだけ働いてるんだし、もっとインセンティブが欲しいなとも思いました。

 

そんなときに辞令が出て帰国したんですが、日本に戻っても何となくやる気が出ず。それで帰国して2週間で転職活動を始めたんです。

 

 

 

Q:どのように転職活動を開始したのですか?

 

帰国して新しい部署で、仕事の引継ぎを受けている最中だったんですが、引継ぎが完全に終わってから転職を伝えるのが迷惑だと思ったので、スピードを意識して動きました。

 

ですので、ピンポイントでJACリクルートメントという転職エージェントにすぐ登録しました。すぐに返信が来たので、そのエージェントの予約を取り、会社で少し早く早退したりしながら、すぐに面談に行きました。

 

面談では僕が興味ありそうな業界や会社の資料をたくさんいただけました。

 

その後何度かご相談しながら、言われた通りに履歴書や職務経歴書などを急いで揃えました。

 

<JACリクルートメントについて>

外資系とハイキャリアに強いJACリクルートメントを詳しく説明する

 

 

 

Q:転職にあたって、家族からの反対はありましたか?

 

妻がいるのですが、共働きですし、特に大きな反対はありませんでした

ただし条件はありました。

 

あまりにも激務で、家事や将来的な育児の負担が増えそうな会社にはいかないで欲しいとだけ言われていました。

 

<関連記事>

家族に転職を反対された。妻に泣かれた。そんな時は?

 

 

 

Q:なぜS&Pに決めたのですか?

 

転職活動をスピーディにやりたかったので、実は2社しか受けていなんです。

結果的に最初に受かったS&Pに決めたという感じです。

 

当初はコンサルに行ってみようかなと漠然と転職活動を始めたんですが、S&Pを受けてみたのは、エージェントに薦められたからです

 

元々銀行の部署で格付制度に関わる部署にいたんですが、その専門知識を身につけた経験あったので、エージェントが薦めてくれたんです。

ぼく自身もS&Pは全く候補になかったので、提案してくれた転職エージェントには感謝していますよ。

 

 

また香港駐在時代に英語がブラッシュアップされ、TOEICも900点以上あったことも評価されたんだと思います。

 

それから、一番効いたかなと思うのは、香港時代に資格を取っていたことです。香港時代にCFA(米国証券アナリスト)という資格を取りました

 

このCFAは、特に外資系で評価される資格でしたので、ほかの候補者とかなり差別化できたのかなと感じています。

 

(ご参考)

CFA(米国証券アナリスト)の予備校は日本では大手はTACしかなさそうですので、資料請求などをしてみると実際の勉強のイメージが湧きます。

TAC資料請求

 

 

 

 

Q:S&Pでは、どんな業務をされているのですか?

 

S&Pは4社のエンティティで構成されています。

S&P Global Ratings
S&P Global Market Intelligence
S&P Dow Jones Indices
S&P Global Platts

 

ぼくはS&P Global Market Intelligenceというところにいて、主に金融機関向けのセールス(営業)として働いています。

自社の分析ツールやモデル、マーケットの情報を金融機関に提供することがメインの仕事です。業界のデータやリサーチの提供もしています。

 

営業の実績次第で給与も変わるので、やりがいもありますね。

ぼくは自分のことを割と安定志向型だと思っていたんですけど、こういう業績連動タイプの給与のほうがやる気が出るという事実には自分でも驚いています

 

 

 

Q:S&Pは外資系ですが、クビはありますか?

 

クビもありますね。

外資系ぽいところですよね。入社して2年以内に目標実績に届かなかったらクビになることになっています。

かなり頑張らないといけません。

 

ただ意外にクビになる人は多くはないようです。

クビになりそうだったら、さっさと転職するからだからでしょうかね。

 

 

<関連記事>

外資系企業は「すぐにクビになる」はどのくらい本当か

 

 

 

Q:S&Pは働きやすいですか?

 

働きやすいかどうかは、うーん、分かりませんね。微妙なラインですね。

社用携帯を貸与されているので、土日でも常にメールが来ます。

 

社内の営業マンがみんなレベルが高いんですよ。

とくに社内のトップセールスは、アスリートのような生活をしています。極限まで生活や行動を効率化し、目標のために、ものすごくストイックに取り組んでいます。

 

そういう人が社内の近くにいると、自分もそういう空気感になってくるので、常に緊張感がありますね。

ただ実際の帰宅は20~23時くらいが平均で、銀行の香港時代よりましになったので、いまのところは何とかなっています。

 

 

Q:仕事で英語はどのくらい使いますか?

 

正直言って、かなり使います。

はっきり言って、僕も想像以上でしたね。

 

そもそも社内メールの半分は英語です。海外とのテレビ会議も頻繁に開催していますので、英語がそこそこできないと最初は苦労するでしょうね。

 

<関連記事>

外資系企業で必要な英語力は??

外資系企業は英語力必須?仕事でどう使っているの?転職の目安のTOEICスコアは?

 

 

 

Q:S&Pに中途入社しているのは、どんな人が多いですか?

 

まず年齢で言えば、20代でも30代でも入社しています。

 

出身業界は、やはり金融機関出身者が多い印象です。

金融機関以外だと、格付って何?っていう人も多いですからね。

 

 

銀行や証券から受けに来る人は多いですが、それでも法人営業やリテール営業だけの人は少ない印象です。

 

どちらかと言えば、銀行でもある程度しっかりした本部部署で専門知識がある人が選考に進みやすいですね。

その専門知識は別に格付制度のことでなくてもいいんですけど、何か知識が欲しい、というところでしょうか。

 

ただし営業でも営業本部だったり、営業の中でも極めてすごい実績を上げてきた人は評価されて入社しています。

 

 

また英語力は選考基準に間違いなく入っています。先ほども申し上げましたが、外資なので英語はそれなりに使います。

決してレベルが凄く高くなくてもいいですが、相応のレベルで、かつ抵抗感を感じない人がよいでしょう。

 

 

あとは、資格を持っている人が多いです。

入ってから気づきましたが、S&Pは僕みたいにCFAの取得者がかなり多いです。

 

最近はFRM(Financial Risk Manager)という資格もいいですよ。外資系の金融機関からも評価が高いですしS&Pでも必ず活きます。日本では認知度がまだまだ低いですが、海外では非常に注目されていています。

余談ですが、アジアでは中国人をはじめ、ものすごくこの資格取得者が増えています。正直日本人は出遅れています。

 

<関連記事>

メガバンクに入ったら、本部へいくべき。転職やキャリアの幅がこれだけ違う!

 

 

 

Q:S&Pの会社としての強みはなんでしょうか?

 

ビジネスが上手くいっているところがいいですね。プロダクツがいいんだと思います。

競合はMoody'sくらいですし、実績も上げやすいですよ。

 

 

とくに最近は日本の証券会社もクレジットリスクを取り始めていますし、そういった分野の分析ツールやデータ関連、分析ノウハウは引き合いが強いです。

 

クレジットやマーケットの状況も、不穏な動きが続いていますから、これからもこういったリサーチやリスク分析の業界は、まだまだ好調が続くでしょう。

 

 

 

Q:給与は転職の前後で、どのように変わりましたか?

 

出来高での報酬部分もあるので、まだ何とも言えないですが、それでも前職のメガバンク時代の1100万円よりは高いですね。

あとは業績次第です。

でも社内には3000万円プレイヤーもいますし、グローバルでは1億円稼いでいる人もいますよ。

 

総じて給料は高いほうだと言えると思います。

 

<関連記事>

転職では交渉で年収アップ!サインオンボーナスの実態

 

 

Q:今後の目標やキャリアプランを教えてください。

 

目標は、クビにならずに5年は続けることですね。

 

プライベートでは子供も生まれたので、仕事のモチベーションも上がります。

 

またS&Pは外資なので、福利厚生面は心もとないです。

将来どうなるか分からないですから、自分の資産管理には気を付けたいと思っていて、不動産投資は真剣に考えていますね。

 

不動産投資は勉強中ですが、最近はGAテクノロジーズという業者に注目している人が多いですよ。

 

GAテクノロジーズはAIやRENOSYというアプリを使い、始めてデジタライゼーションを不動産業界に持ち込んだ最近注目の企業で、上場もしています

年収のそこそこ高い若いビジネスマンに密かに注目されていますよ。

RENOSYにご興味があればどうぞ。

 

Renosyの不動産投資ってどんなもの?

 

 

 

 

Q:ズバリ、転職して良かったですか?

 

とても満足しています。

間違いなく転職してよかったと思っています。

 

メガバンクの仕事は、本部部署は特に多種多様で、海外展開もかなりの規模でしているので、様々な仕事があり、専門性もつきます。実際に僕自身も、メガバンクの本部で培った経験があったからこそ、転職ができたんです。

ですので、メガバンクの仕事が悪いとは思っていないです。

 

今は相当にプレッシャーもかかるし、周りもすごい人ばかりで大変です。

 

でも、それでも転職してS&Pに来て、本当に成長できていると感じますし、毎日が充実感で溢れていますよ。

 

30代半ばで初めて転職して、遅いかなとも思ってたんですけど、実際何歳になっても学ぶこともあるし、経験すべきものがあれば、どれだけでも成長できると実感しました。

 

 

まとめ

 
いかがでしたか。
 
今回はメガバンクから、外資系格付会社で有名なあるS&Pへ転職した方へインタビューを実施させていただきました。
 
メガバンクで決して悪いコースを辿っていたわけではない方です。30代の半ばの方です。
 
 
転職やチャレンジには、「もう遅い」なんてことは絶対ないんだなと感じたインタビューでした。
 
 
 
 
他にもインタビュー記事を読んでみたい方は、こちらもおすすめです!
 
 
 
もし30代で転職を悩んでいて「もう遅いかな•••」とお悩みでしたら、以下の記事もご参考ください。
 
ちなみに僕自身も30代転職経験者です。
 
 
 
 
 
 
 

おわり

Sponsored Link
Sponsored Link

人気が高い記事

-キャリア
-, , , , , ,

Copyright© 年収1000万円の人の情報サイト , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.