転職のノウハウ

強硬な引き止めを招く退職の切り出し方の失敗例を解説!円満退社を目指す退職術

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退職する時には、元の会社から引き止めがある場合があります。

それは、退職の切り出し方や伝え方に問題があるケースも。

 

退職の引き止めの実態と、引き止めが激しくなってもつれてしまう「退職の切り出し方」の失敗例をまとめました。

 

 

前回は、退職の切り出し方に関する記事を書かせていただきました。

 

 

今回はその続編として、退職時の過度な引き止めを招いてしまう「退職の切り出し方の失敗例」について書いていきます。

 

 

お悩みビジネスマン

「退職する際の引き止めが難航してしまう原因は何ですか?」

「円満に退社したい場合、どう退職をどう切り出し、どう伝えたら良いですか?」

 

本記事では、このような疑問にお答えしていきます。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.過度な「退職の引き止め」を招く失敗例

 

多くのケースで退職の引き止めはあります。

引き止めを振り切って、説得し退社するには、経験上それなりに体力や時間を要します。

伝え方や切り出し方を失敗すると、より交渉が難航し、スムーズに辞めれない上、関係の悪化を招いてしまいます。

 

そこで本章では、退職することを伝える時に、交渉がややこしくなってしまう失敗例をまとめています。

 

 

1.1 退職理由(=転職)を言ってしまう

 

退職の理由は間違いなく聞かれます。

「退職した後は、どうするの?」という質問と同義です。

 

例えば

"実家の稼業を継ぐ"
"転職する"

女性であれば "結婚して専業主婦になる"

 

会社を退職する理由は様々です。

 

 

 

ただ退職して何をするのか。

それは本来は言う必要はないことです。

 

 

この質問の模範解答は「諸事情により」「一身上の都合で」でしょう。ほぼ何も答えていないに等しい、ある意味かなりドライな回答ですね。

 

このように、一番望ましいのは何も情報を出さないことです。

前回の記事でも述べましたが、情報を出すと退職の交渉が厳しくなることがあるんです。

▼(前回記事)正しい退職の切り出し方とステップ

 


できるなら、このシンプルな回答だけで切り抜けたいところですが、なかなかこの一点張りで突き通すもの難しいことがあります。

よって転職することを言わざるを得ないことが往々にしてあります。

 

その場合は、「諸事情により他社で働くことになりまして。」と転職することをやんわり伝えましょう。


では、その次の質問は「どこで?」と聞かれますので、その対応をどうするべきか見てみましょう。

 

 

 

1.2 転職先を言ってしまう

 

もし退職理由を「転職です」と言ってしまった場合のケースをご説明します。


このときに退職交渉で、さらに不利になってしまう原因は「つい転職先の会社名を言ってしまうこと」です。

これは転職エージェントからも一番に注意してくださいとアドバイスされることかもしれません。

 


何故かというと、会社名を教えると、さらに引き止めや説得の材料を与えてしまうのです。

 

「言うなら業界くらいにしておきましょう」というアドバイスも多いかもしれませんが、ぼくは、出来るなら業界や、日系か外資かなどの情報も出さないほうがいいように思います。


引き止めの例としては、

その業界は今後落ちると思うよ。

その仕事ならうちの〇〇部で出来るよ。

激務って聞いているよ。

外資はぼくの周りでもクビになった人ばかりだよ。

君の知識では、その業界で活躍するのは厳しいと思うなあ。

よかったらその会社のOBに知り合いがいて、紹介するから会って話聞いてみて決めなよ。

 

このような引き止めを受ける可能性が高まります。

 

いかがでしょう。

どれも転職先の情報を与えなければ、言われないような事柄が多いと思いませんか。

 


また、今の会社と転職先の会社が取引があった場合のケースも考えてみましょう。

ベンチャーへの転職であればあまり関係がないかもしれませんが、大企業同士であれば取引関係があってもおかしくありません。

 

転職先へ迷惑がかかったり、自分の変な噂を転職先に流されてしまったり。
(こんな嫌がらせもないとは言えません)

 


色々説得を続けられ、最後は
もう少し考えてみたら?家族もいるんでしょ?」とお決まりのフレーズです。

意外に心理的ダメージを受けます。

そうして、だんだん言いくるめられてしまいそうになります。

 

 

「俺は絶対に辞めるんだ」と気持ちは揺らがなかったとしても、
でも、とにかく辞めたいんです!

といった、ダダをこねるというか、無理にわがままを通してもらっているような言い方になってしまいます。

 

こういう雰囲気になると話が平行線になってしまい、ときには喧嘩っぽくなります。

もうロジックもなくお互いが納得する糸口が見つからないので、ムダに話が伸びてしまいます。

 

退職できたとしても、随分後味が悪くなってしまうでしょう。

 


それであれば、初めから余計な情報は出さないほうがいいんです。

 

もちろん、会社があなたの退職を納得し、手続きが終わったら親しい人には転職先は伝えても大丈夫です。あくまで、最初に切り出す時には言うべきではないということです。

 

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1.3 転職した理由を言ってしまう

 

なんでうちをやめて、転職するの?

と聞かれることも往々にしてあります。

 

給与に不満があるの?
職場に嫌なな人がいた?
別の業務がやりたかった?

 


こういう質問に対しても、絶対に答えてはいけません

答えてしまうと、昇給や、配置換え、転勤などを提案されてしまうからです。

 

〇〇部に空きポストがあるみたいだから、人事部に交渉してみるよ

なんて上司に優しく言われてしまうと、切り返すのが難しい雰囲気になっていくものです。

 


あくまで「うちの会社には満足しています。嫌だった点はありません

「別の場所でも自分を試してみたい」

くらいで言っておいたほうが絶対に有利です。相手も説得の余地が少なくなりますから。

 

1.4 曖昧に伝えてしまう

 

「退職を考えているのですが…」などと、若干曖昧に言ってしまうのはダメです。

一番大事なことですが「退職させて頂きます」とはっきり言ってください

当たり前のことに聞こえますが、いざ上司を目の前にすると、はっきり伝えるのは意外に難しいものなんです。

面と向かうと言いにくいんです。

 

 

この場は、キャリアを相談する場ではありません「退職します!」とはっきりと意思を伝える場です。

 

これが言えないと、ずるずると話が長引きます。

「考えている」というのではなく「もう決めました」ということを確実に、明瞭に伝えることが必要です。

 

 

 

1.5 (参考)ぼくが経験した過酷な引き止め

 

ぼくの失敗談を触れておきますので、ご参考ください。

 

ぼくの場合、退職の切り出し方を失敗しました。転職先の社名を言ってしまったことが失敗の原因

その結果、退職交渉が長引き、約3週間近くを要するほどでした。

 

 

日系金融機関にいたときの話です。

在籍期間も長かったので、上司や周囲の同僚とはいい関係でうまくやっていました。

 

お世話になった上司でもあったので、退職時に「諸事情で。」の一点張りの冷たい態度で接することが出来ず、ぽろっと転職先の社名を言ってしまったんです。

 

上司としても悪気はなかったんだと思いますが、上司や部長などマネジメントクラスでその話が広がり、あの手この手を駆使した説得が始まりました。

 

外資は厳しい世界だ。

やっていくのは無理ではないか。

日系企業は(世の中では色々言われているものの)終身雇用で安心して働ける。

家族にとっても転職が本当に幸せなのか。

外資系はすぐクビになるぞ、自分の父親が外資だったから自分にはわかる。

うちは給料もいいし、福利厚生もトップクラスだ。

海外勤務できるように、人事部に話してみようか。



 

別室に複数人の上司が代わる代わるやってきては、夜から何時間も話し合い。

それも何日も連続で。

根気勝負みたいになっていき、幾度も心が折れかけました。


結局最後はぼくの意思が固いということを理解して頂くことで、無事転職することが出来ました。

 

しかし、かなり時間と労力をかけることになってしまいました。

 

 

 

 

2.「円満退社」するためには

 

長く勤務した会社であれば、尊敬する上司や、仲のいい同僚もいらっしゃるでしょう。

どうせなら、円満に退社したいですよね。

 

ぼく個人としても、できるなら円満退社をした方がいいと言う意見です。

ケンカ別れしても、メリットはあまりありませんが、円満退社してその後も良好な関係を築ければ、メリットはたくさんあるからです。

 

以下の記事に、円満退社に向けた対策の記事を書いていますので、ご覧ください。

 

 

 

おわり

 

 

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