職場のお悩み

外資系は会社の飲み会がないのか?日系企業との文化の違いを実体験から解説

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「外資系企業って、飲み会とか付き合いはないんですよね??

外資系企業への転職を考えている方からよく聞かれるのが、この質問。

主に日系のゴリゴリ体育会系色の強い大企業で働いている方は、日常のお酒生活にうんざりしているのでしょうか、この質問を興味深々で聞いてきます。

 

確かに日系の大企業に勤めていると、

飲み会

  • 先輩・上司からの飲みの誘いが週に4回
  • 異動のたびに送別会と歓迎会
  • 決算の打ち上げと決起集会
  • 支店長になぞのスナックに毎週連れて行かれる
  • クリスマス会と新年会での一発芸が精神的苦痛である

 

などなど、様々な飲み会あり、イベントあり...

負担感は相当なものですよね。

 

いかに若くても、いかにゴリラのような体育会系男子でも、体力に限界はあります。

浪費する時間とお金も相当なもの。

入社当時はそういうものだと思っていても、次第に「この二次会は果たして俺の人生になんの意味があるのだろうか...」と懐疑の念を抱くに至ります。

 

そう。

日本の会社は伝統的にお酒の力を借りた飲みニケーションが多いのです。というか、多すぎるのです。

これがビジネスマンにとって非常に時間と体力、それからお金に厳しい文化だとも言えますし、家族や奥さんとの関係を難しくしている一つの要因だったりするなんて意見もありますよね。

 

こんな文化に嫌気がさしているからでしょうか、「外資は付き合いとかないから、いいよね」と羨望の眼差しを持って言われることがしばしばあります。

どうやら外資系企業は「飲み会がない」と思われているようです。

 

ともすれば「無駄な人付き合いが嫌で外資系企業に転職しました」と言って入ってくる人もいます。

 

ただ「外資は飲みがない」は、意外とイメージ先行、偏見だったりします。

このような単純なイメージだけで職を選ぶことは大変な危険行為。

 

そこで、変な誤解を解く意味でも、外資系企業の飲み会や付き合いの実態を書いておこうと思います。

外資系企業への転職を考えておられる方、今お酒の付き合いに死ぬほどうんざりしている方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

1.外資系企業も飲み会はアリマス

 

結論から申し上げますが「外資系企業にも飲み会はあります」。

その理由を解説してみます。

 

働いているのは日本人が大半

外資系企業と言っても、結局そこにいるのは日本人だという事実があります。

 

もちろん日系企業と比較すると、社内人材が国際色豊かである面はあります。ただやはり物理的に日本にオフォスがあり、そこに在籍している人の大半も日本人なわけです。

 

「ワシ、生まれてずっとパリに住んどったねん」というような日本人は確かにいますし、そういうパーフェクト帰国子女的な人が9割を占めるような職場であれば、飲み会はずっと少ない可能性はあります。

 

しかし日本にある普通の外資系企業は「日本で生まれ、日本で育ち、半分は日本の会社で働いてきた」人たちが集まっているだなのです。

ですから、急に飲み会が減ったり、あるいは皆無になったり、ということは過度には期待しない方がいいと思います。

 

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海外ヘッドオフィスからの影響は軽微

 

日本にある外資系企業は、要するに海外企業の一つの支店や現地法人なのです。

よって、ある程度は海外ヘッドオフィス(本社)の影響を受けます。

 

例えば報告ルールや会議の時間、プレゼンや資料の作り方などは、海外のヘッドオフィスに影響される分野と言えます。

なぜかと言えば、物理的に海外にいる外国人を巻き込んだ会議であったり、または海外文化に基づいて出来上がったルールや規則に縛られているからです。

 

「プレゼンは結論から」であったり、パワポ資料の作り方は「社内の文化」ではなく、社内のルールであったりノウハウです。

こういったものは当然にして、海外本社の影響をモロに受けてしまいます。

 

 

一方でアフターファイブの過ごし方は、海外ヘッドオフィスに左右されるものでもありません

「飲み会は月2回開催してはいけない」

こんなルール設定は無理でしょう。

 

そもそも逆に、グローバル企業は「その国の慣習を重んじる」ことで社員満足度が上がりますし、それはその国でビジネスを拡大していくために不可欠です。

よって飲み会や、コミュニケーション、付き合いなどは、外資系企業であっても、本国本社の影響を受けにくいと考えられます。

 

 

海外の人はプライベート重視?

 

よく話に上がるのが「海外の人って、家族を大切にしているから飲み会とか行かないんでしょ?」というものです。

 

しかし、そもそも「海外は飲み会がない」なんてイメージ先行でしょう。

ニューヨークに駐在している日本人の方は、現地で様々なパーティや接待、アメリカであれば休日はホームパーティやバーベキューなどがあると言っていました。

下手をすれば、日本人よりもお酒は飲むし、他人との関係構築を重視しているのではないでしょうか。

 

 

「外国人は飲み会に行かず、家に帰って家族と過ごす」

こんな話は、確かによく聞きますよね。外国人が家族を大切にしていることは本当だと思います。

 

ただそれと、飲み会や人付き合いの頻度は別の問題ではないんでしょうか。

家族との時間が取れないとか、家族との仲が良くないとか、こういうことは、日本人の中でも多い悩みだと思いますが、こういうことをすべて会社の飲み会や人付き合いを理由にしているだけではないでしょうか。

 

家族との溝があるのは、「飲み会が多い」ではない別のところに理由があるのが個人的な意見です。

 

 

飲みニケーションは万国共通

 

  • 付き合いのため
  • 昇進のため
  • 仕事の相談がしたくて
  • 取引先への接待で

 

やはりビジネスは人と人との関係です。

お酒と食事がコミュニケーションに使われるのは万国共通ですし、きっとホモ・サピエンスが登場してからあまり変わっていない様相なのではないでしょうか。

 

ビジネスは結局は人と人との関係から生まれるものだと思います。

コミュニケーションから逃げてはビジネスはできません。

 

 

2.日系企業と違う面もある

 

外資系企業でも付き合いのアルコールはあることを解説してきました。

 

とはいえ、外資系の飲み会はやや日本の体育会系大企業とは違う面もあります

外資系企業で働いてきた身として「随分ちがう文化だなあ」と日系との差を感じる面もこれまでたくさんありました。

 

まず日系企業ほど、お酒のマナーやルールは厳しくない印象はあります。

例えば上司へのお酌のルール。

ビールのラベルを上に向けて注ぐべしとか、上司のグラスが残量3割以下になればうやうやしく「どうぞどうぞ」と継ぎ足すような積極姿勢は不要かと思います。

 

またダラダラとした二次会や、エンドレスなカラオケは、日系企業より少ないという印象。

外資系企業の特徴は、騒いで無意味な話や非生産的な愚痴に時間を使うことを嫌う傾向はあります

それよりは話したいことをピンポイントに話したり、情報収集だったり、または純粋に懇親目的だったり...

その飲み会の目的」をしっかりと決めているように感じます。

何を得るために参加したのか、何をするためにその場にいるのかを多分個人個人で持っていて、一次会でそれが達成出来たらあっさり帰る。

こんな雰囲気だと思います。

騒ぐだけで得るものがあまりないカラオケは随分と少ない印象ですね。

 

 

飲みに行く頻度も決して高くないと思います。

日系の大企業は全国転勤が付き物なので単身赴任者が多く、もしかしたらこれが飲みに行く頻度を自然と高めている要因の一つなのかなと感じたことがあります。

少なくとも、「週3回4回は飲んで、終電で吐く」というほどハードではないかなと思います。

 

 

全ての外資系企業を調査したわけではなくサンプルは少ないですが、周囲の外資系企業の知り合いの様子を見聞きしていて、概ねいま述べたような雰囲気のようです。

 

過度で生産性の乏しい大企業の飲み会文化に嫌気がさしている方は、外資系企業に来ることで多少は緩和される可能性はあると思います。

 

ただし、あくまでゼロになるわけではありませんし、もし「外資は飲み会ゼロ」ということを期待して転職しようとするのはおすすめしませんね。

 

それに細かくみていくと、結局は一緒に働いている上司やチームのメンバーによるところが大きいです。

 

チーム長が総合商社でバリバリやってきた早稲田卒アメフト経験の巨漢

だったりすると、飲み会はすごくたくさんあるかもしれません。

 

 

外資系企業だから

と一括りにして、話を単純化してしまいたいのはわかりますが、結局そこにいる人は様々なのです。

 

 

おわり

 

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