職場のお悩み

【社会人の飲み会マナー】幹事の役割や準備、席の配置、進行や乾杯の仕方

更新日:

社会人の飲み会・宴会において、若手が気をつけるべきマナーや気遣いを解説します。

本記事は【第一回】準備から乾杯までです。

 

 

飲みニケーション」という言葉が生まれて久しいですが、人と人のコミュニケーションの手段として”お酒”の力を借りて距離を縮めることは、人類の歴史においても古今東西共通している手法です。

令和の時代のビジネスマンにおいても、コミュニケーションの手段としてお酒は常に便利なツールとしていつも用いられ、新橋の居酒屋はビジネスマンでいつも溢れかえっています。

特に日系企業大企業は体育会系的な文化が強いので、職場で飲み会の頻度は高いですよね。

 

最近はこのような風潮にもストップがかかりつつあり、お酒のコミュニケーションは日本においてはやや少なくなっている傾向はあるようです。

 

"飲み会は非生産的だ"

"業務外だからお酒は強要すべきではない"

こんな認識が広まりつつあるのは、日本において働き方改革の機運が高まっていることと関連が深いでしょう。

 

飲みニケーションは正しいことなのか

これを考えていき、コミュニケーションの正しいあり方を考えていく必要はあるのですが、すいませんが本記事ではこれを問題にはしません。

飲み会が少なくなってきているとはいえ、世の中のビジネスマンのコミュニケーションとして依然としてお酒が用いられる現状は確かにまだ存在します。

まだまだ避けて通れる時代ではありません。

よって本記事では、若手ビジネスマンが「会社での飲み会・宴会をうまく切り抜けるノウハウ」について解説していきます。

 

 

職場の飲みへの参加で失うものは3つ。

”お金”と”時間”と”体力”

 

ただでさえ失うものが多いのに、あなたの行動次第では、せっかく頑張って参加した飲み会で上司や先輩にマイナスの印象を与えてしまうという踏んだり蹴ったりな状況に陥る危険性があるんです。

 

行きたくもない飲み会に頑張って参加したのに、逆に印象を悪くしてしまう。

最悪じゃないですか。

 

本記事では職場の飲み会に参加する際に、ビジネスマンの飲み会をまだ知らない20代が気をつけるべきポイントを挙げます

 

こんなにえらそうに言うぼく自身も、日系大手金融機関に入社した時にはお作法がわからず右往左往し(というか何もやらなくて)、ひどく苦労した経験があります。

思い起こせば、ひいき目に言っても当時の僕の気配りやアレンジ力はひどいものでしたね。

 

お酒の場は、要注意です。

なぜなら、お酒が入ると理性よりも感情が前に出てきますので、その場での「間違った動き」は周りに大きく印象に残り、負の感情を生み出します。

仕事のミス以上に、ダメージは大きいと思ってください。

 

こんな最悪な事態を避けるべく、事前に気をつけるポイントを把握し、リスクヘッジをしておきたいです。

どうぞご覧ください。

 

 

社会人はどんな飲み会があるの??

 

職場の飲み会って、いろんな理由にかこつけて行われますよね。

 

忘年会や新年会。

決算が近づくと決起集会をして、決算を乗り越えると打ち上げ。

人事異動に伴う送別会や歓迎会。

理由があやふやな"懇親会"。

会社によってはクリスマスパーティや納涼会なども開催されるのではないですか?

 

飲み会のうち、比較的オフィスや部署の中でポジションが高い人、つまりえらい人から新入社員まで、ほぼ全員が参加するような飲み会を「オフィシャル飲み会」とします。

一方で例えばチームの5人だけ、比較的若手社員のみで気軽に行く飲みを「小規模飲み会」とします。

 

本記事では「小規模飲み会」ではなく、「オフィシャル飲み会」を念頭にしたポイントを記載していきます。

 

 

可能な限り幹事を引き受けよう

 

会社での飲み会は、特に20代の若手は気をつけることが盛りだくさんですし、トラップや地雷も多いです。

僕もたくさんの地雷を踏んではその都度派手に吹っ飛び、ボロボロな姿で家路を歩いたことを思い出します。

 

が、逆に言えば迅速で機転の利く動きを見せることができれば目立ちますし、周りに与えるインパクトも大きく、仕事以上に実にハイカロリーなタスクだと捉えることもできるのです。

 

 

来週飲み会やろうか

 

チーム長の鶴の一声で企画が持ち上がると、続いて幹事が選ばれることになります。

幹事の仕事は

幹事の仕事

出欠の確認、店のセレクト、料理のコースの選定、料金やメニューの店との交渉、会の流れを考える、乾杯や締めの挨拶の方との調整、精算...etc

など多岐に亘りますし、それなりの労力はかかるでしょう。

業務時間中にもある程度のアレンジや準備が必要なので、本来の仕事が出来ず時間のロスになるという負担感はあります。

できれば幹事なんてやりたくないですよね。

 

 

民間企業であっても公務員であっても、チーム長や支店長、部長などが幹事をすることはほぼ稀で、若手の持ち回りだったり、またはチームの最若手が任されるケースが多いように思います。

 

もし「今回はこの人が幹事ね!」と決まった人がいなければ、可能な限り幹事に名乗りを上げてみることをおすすめします。

先ほども言いましたが、これを確りとこなせば露出度が高く目立つ一方、仕事よりも簡単で単純なタスクですから、非常にハイカロリーで効率の良いチャンスと言えるからです。

 

 

若手の立場では、チームの偉い方と業務で接する頻度は決して高くないのではないでしょうか。

しかし幹事のめんどくさい業務をこなしている間に偉い方と話す機会もありますし、チームやオフィス全体へ送付するメールも増えます。

司会をすれば目立ちますし、露出度が増えるいいチャンスです。

精算の際や挨拶の事前調整など、他の上司や先輩との接点も増えます。

 

めんどくさく負担感のある仕事であるのは間違いないのですが、それでも比較的難易度の低いタスクであるにも関わらず、大きく目立ち、認知度を上げることができる、オイシイ仕事だと思って下さい。

 

 

幹事は乾杯や締めの挨拶を任せる人と事前に打ち合わせておく

 

参加者が大勢で、偉い方が出席する職場の飲み会では、乾杯や締めの挨拶が行われる、"かっちり"とした会になることが多いです。

そして、こうした" 挨拶 "は、しかるべき役職の方が行うのが一般的。

 

もしあなたが幹事である場合、彼らには事前に話を通しておくことです。

挨拶をする人、締めの言葉を述べる人、送別会の「贈る言葉」を喋る人、花束や記念品を贈呈する人

 

これらを誰が担うのか。

タイミングはいつなのか。

時間は何分くらいが目安なのか。

 

飲み会で役割を担う人へ、必ず事前にネゴっておいてください。

 

特に挨拶や乾杯の発声をノンネゴで当日いきなり振るのは最悪ですし失礼です。

乾杯の発声だけだし、えらい人は喋るの慣れているんで突然言っても大丈夫でしょ!

と思うかもしれませんが、それは危険です。

 

乾杯の発声だけをお願いしたとしても、本当に「それではみなさん、カンパイっ!」とだけいう人は少ないです。

だいたいは、カンパイの前に必ずちょっとしたスピーチを差し込みます。

 

それに、偉い人は意外にも、事前に「何を話せばいいだろうか」と悩み、きっちり準備しているもの。

 

よって、

誰に、いつ、どのくらいの時間、何をしてもらうか

これを事前にしっかり計画して、事前に本人に伝えておくこと。

 

ノンネゴでいきなり当日ふるのは、本当にアレンジ不足です。

 

 

幹事は注文と精算がしやすい出口付近の席に座るべし

 

もしあなたが幹事である場合、飲み会の会場での席はどうしますか?

どこに座るべきでしょうか

 

幹事は当日司会もやるパターンが多いと思います。周りを見て、状況を見て、進行をコントロールする立場です。

特に主賓や一番えらい人の動向には特に注意を払う必要があるので、全体がよく見える場所がいいです(例えば会の終盤で送別の言葉を言ってもらう時間になったとき、一番えらい人がトイレで席を立っていれば、戻りを待った方がいいとか)。

が、必ずしも彼らの近くに座る必要はないと思っています。

 

それよりも幹事のもう一つの重要な仕事は、店のスタッフとやり取りをすること

すぐに応対ができる位置にポジショニングしてください。部屋の一番入り口に近い席でもいいかもしれません。

 

お酒の量を見つつドリンクの追加を頼んだり、料理の注文をしたり、ラストオーダーを全体に告げたり、やることは多いので、できるだけすぐに店員と接点を持てるポジションがいいのかなと思います。

 

 

 

極力エライ人の近くに座ろう

 

幹事や司会をする人は、全体に声の届きやすい場所に座ったり、定員にオーダーを伝えるような場所に座るのがいいと申し上げました。

 

じゃあ、幹事や司会ではなかった場合、若手や若年層はどこに座るのがベストでしょうか?

一番偉い方や主賓が座る場所はだいたい決まっているので、その席を除いては、どこに座ってもマナー違反ではありません。

 

しかし、若手は出来れば一番偉い人物の近くに座ろうとするのが大切です。

「いやいや、支店長の横なんて、僕なんか恐れ多いですよ...

と言ったように、若手は恐縮や遠慮があり、得てして偉い方の周りに座ろうとはしませんね。

 

実は二番目、三番目に偉い方々も、同様に最上位の方の横に座るのを遠慮しています。

というのも、こういった人たちは、いつも業務や職場で一番偉い方と接しているので、支店長やチーム長から「(またお前らかよ)」と思われることを恐れています

 

こうなると一番偉い人の周りには、若手も二番目、三番目に偉い方々も、みんなが「どうぞどうぞ」「いやいやいや」と譲り合い、誰も寄り付こうとしない不穏な空気感が漂うことになります。

 

その空気感が漂う前に、若手は率先して一番偉い方の近くに座るようにしましょう

 

支店長の横なんて、僕なんか恐れ多いですよ

との心配はあるかと思いますが、実は一番偉い方がどう思っているかと言えば、「仕事ではあまり接点が少ない若手とコミュニケーションを取ってみたいなあ」と思っています。

そう、若手が側に来て、嫌な気持ちになることはないのです。

 

若手からすれば、チーム長や支店長の横なんて、正直「気を遣う」というレベルじゃないくらい激しく気を遣うし、気疲れで疲労困憊でしょう。

ただ社会人になれば、その程度のプレッシャーは数え切れないほどあります。

日系企業だけではありません。

外資系企業だって、飲み会はあるんです。

 

 

それにせっかく一番偉い方と話す貴重な機会です。

色んなアドバイスがもらえるかもしれませんし、「覚えてもらえる」ということは非常に大きなメリットです。

 

こういうコミュニケーションを積み上げていくことで、可愛がられる部下になれますし、可愛がられる人って、だいたいこういうアクションをとっていることが多いんです。

こういうのは才能ではなく、「飲み会であっても気を抜かない」細かな努力の積み重ねなのです。

 

 

えらい人の席周辺は男女比率にも気を配るべし

 

一番えらい方が男性だった場合、周りに男性ばかりが座るような配置にならないように気をつけるのも大事。

そう。

こういうメイン席には、女性の方が入ってくれると頼もしいのです。

 

こんなことを言っては「むむっ、それは男女差別であろう!」と批判を受けるかもしれません。

が、それでも女性の力はお借りしたいもの。

 

やはり女性が同じテーブルにいると、それだけで雰囲気が全く違うんですよね。

女性をそういうふうに扱ったり、利用したりするということは良くないという意見があることも理解していますが、ただ女性の存在感というのは本当に素晴らしいのです。

場を和ませる効果が非常に高いし、しょうもないですが、事実それだけで会が楽しくなってしまうのです。

 

 

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若手のみで固まったり話し込んではいけない

 

席の配置について、もう一つ注意頂きたいことがあります。

年次が高い人たち、中堅クラスが若手を見てイマイチだと思うのは若手だけで固まっている時です。

比較的年齢や年次の近いもの同士、特に若手だけで固まって座り、若手だけで喋っている光景を見た時です。

 

確かに年次が近い方が話も合うし、楽しいですよね。

ストレスもないし、緊張とは無縁なのでリラックスも出来て、それはそれはラクでしょう。

 

ただそういう飲み会は別でやってください。

比較的大きな飲み会で、様々な年次や役職の人が参加する飲み会では、努めて普段接しない人と接することを心がけるべきです。

 

ストレスのない空間に安住しているうちは、上司に覚えてもらうことも、可愛がってもらえるチャンスもありません。

お酌やオーダーをするなどの気配りを頑張ることもないし、話を聞くこともありませんので、そこに成長は一切ないです。

 

「楽しかったわあ」という満足感はある程度得られるかもしれませんが、その一方で「若いやつらは酒も注ぎに来ないな」とマイナスのイメージを植え付けてしまいます。

 

若い人は上司にお酒を注ぎに行くべきなんてルールあるんですか?

いえいえ、そんな決まりはないし、別に注がなくて怒られる筋合いはないですよ。

 

ただし、「そう思う上司・先輩が多い」という事実はあります。正しいか正しくないかを議論しても仕方ありません。

事実として、そういう感情が沸き起こるのです。

 

 

例えば大学時代も同じように思ったことはありませんか?

部活やサークルで飲み会や宴会があった時に、新入生や新人が彼らだけで固まって飲んでいるとどう思ったでしょうか?

やっぱり、話しに来てくれる後輩や新人のほうが「可愛げがあるやつだなあ」と思ったでしょうし、「おいおい、あいつら挨拶に来いよ」という感情を抱いたことはないですか?

 

そこに正しい、正しくないという論理はなく、ただそう思われてしまうことが問題なのであり、ただの感情の話です。

そしてそういう感情を抱かれたら、ただただあなたのロスなのです。

 

 

また、もう一つは「会社の飲み会は懇親が目的」であるということ。

これは僕自身が会社でマネジメントに携わる年齢になるにつれ、よく感じるようになったことですが、なぜ職場で飲み会をしようと思うのかといえば、懇親目的に尽きます。

 

チームの仲の良さ、風通し、雰囲気の良さはリアルの業務にも直結しますが、マネジメントの方々は、こういったチームの「輪」について、思っている以上に日々考え、頭を悩ませているもの。

自宅で"マネジメント力とは"みたいな本をペラペラとめくったりしながら、チーム力をいかに高めるかをああでもないこうでもないと考えている人は多く、飲み会もその一つのツールなのです。

 

よって、マネジメントに携わる上の人は、「役職の上の人から最若手まで、こういう場でよくコミュニケションを取ってお互いを知ってくれよ」と切に願っているでしょう。

そういう背景がある一方で、普段から接している者同士が、そのメンバーだけで固まって話している光景を見て、面白いはずがないのです。

 

普段から仲のいい同期や年次の近い人との飲み会は、別でやればいいです。若い人ほど、上の人と積極的に絡んでいくことを心がけてほしいですね。

 

 

幹事は店員の説明を漏らさず聞くべし

 

幹事は以下のポイントをしっかりと店員に確認し、理解しておいてください。

確認しておくポイント

  • 飲み放題は何時間なのか
  • 何分後がラストオーダーか。
  • 飲み放題で頼めるドリンクメニューは何か。
  • コース料理は何があるのか。

 

これらは進行にも重大な影響を与えます。

飲み放題が90分なのか、120分なのか。ラストオーダーは何分くらいで声がかかるのか。

これらの時間次第で「送別の言葉」を何分ごろから言ってもらうのかが変わってくるでしょう。

 

コース料理だったとして

まだデザートが来ていないから、この後もう少ししたらくるかな

ということが分かっていれば

今締めの挨拶を始めたらデザートが運ばれて店員の出入りが多い最中にスピーチしてもらわなくてはならないな。それは雰囲気が微妙になるから、もう少し待っていよう

などなどの流れを臨機応変に調整することができます。

 

喋る立場になってみると分かりますが、デザートがガチャガチャと運ばれてきたりしている中で何かを喋るのは、なかなか難易度が高いものです。

 

 

 

飲み会・宴会がスタートしたら気をつけるべきこと

 

いよいよ飲み会がスタート。

もしあなたが幹事を担っていれば、スタートさせるのはあなたです。

気をつけるべきことは盛りだくさん。

 

飲み会・宴会中のスタートのやり方、最中に気をつけるべきことなどを次の記事で解説します。

【第二回】飲み会の間でのお酌やオーダー、気配りについて

 

飲み会・宴会のラストオーダーや締め方などについては以下の記事で解説しています。

【第三回】飲み会の締め方、ラストオーダー、精算について

 

おわり

 

<参考記事>

 

 

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